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ボロボロになって、それでも私は立ち上がれるはず

ここ1,2週間、私はかなり打ちのめされていた。
夜もうなされて寝れなくて、平均就寝時間は3時すぎ(ガチで)。
それくらい、日本の現在地を片っ端から突き付けられたのは精神的に厳しかった。
分かってはいたけれど、私たちの国はここまで人権感覚が遅れているのだ…

コロナや五輪の前から私は、今の日本の政治・制度には不満はたくさんあった。ろくに記者会見もできない首相、少子高齢化は産まない女性が悪いと吐き捨てる元首相、LGBTは生産性がない、男女平等は反道徳の妄想とかヘイト発言が絶えない議員が未だに現役国会議員(政権与党の"比例代表"として)...
私たちの国では2017年まで強姦より強盗の方が罪が重かったし、法律上強姦の被害者は女性だけだった(男性は刑法上性暴力の被害者になり得なかった)。
2021年にもなって、LGBT差別禁止という文言を法律に記すこともできず、LGBT理解増進法に弱めてもなお見送られてしまう。海外ではもうシールや注射でも避妊できるし、国によっては若者は無料でもらえたりする。日本でそんな選択肢は用意されていないし、やっとのこと承認が検討されている現在最も安全に中絶が行える手段の中絶薬は、30年以上前にフランスで使われ始めて以来、既に多くの先進国や一部の発展途上国で使用されている。あ、だめだキリがない…

いやでも、入管法改悪も外せないね。難民は犯罪者ではない、自国では生活できない状況に置かれやむを得ず日本に逃げてきたのに、入国管理センターの環境は劣悪で、適切な医療にアクセスできなくて亡くなった人、自ら命を絶つ人が何人も出ている。入国管理センターでは宗教上禁忌の食材を提供したなんてニュースもあった。(これ今年っていうか、今月だよ)

まぁ、こんな下地がしっかり醸成されていたものだから、コロナ禍の日本で五輪を強行しようものならこうなるよね。
疲れたからもう細かく例は挙げられないけど、私の心を最後に折ったのは森喜朗名誉最高顧問案の浮上と、コロナ対策はザルな癖に、パラリンピックアメリカ代表選手が介助者帯同を断られて棄権したこと。あり得ないでしょ。
欺瞞であろうと経済的利益が見込めなくなった今、多様性や平和を最後の根拠にコロナの中で五輪を押し切るならば、せめて多様性の尊重を演じきれよ。この国の権力を持っている人たちは演じることすら全うする能力がないのか、そもそもなぜ差別を行ってはいけないのか、差別とは何か頭の中だけででも理解することさえできていないのか…

しんどいなぁ。どこからやり直したら、私たちは人権意識を手にすることができるのだろうと、本気で考えた。
でもひとりじゃ答えは出せずに、ただただ鬱になるだけだった。

そんな時に大学の友人に社会課題を解決するビジネスアイデアを考えるサークルを作ろうと思ってると言われて、私は迷わず飛びつきました。
独りで社会課題と向き合うのは途方もなさ過ぎて、ずっと眉間にしわ寄っちゃうし、ついついネガティブなことばっか口にしちゃう。
そのままだと世界は変わらないのもわかっているので、そろそろ明るい未来のために頭と口を使いたいのよ私は。

というわけで、もし他にも日本を少しずつ変えていきたいと思っている人、ぶち当たってしまった社会課題を一人で抱えきれずに苦しんでいる人がいたら、一緒に未来の日本についてお話しませんか?
社会人も参加者の視野にいれてるみたいなので、参加できる範囲で気軽な感じでいいみたい。とりあえず今月いっぱい(今日やん←)の募集みたいなので興味ある人は覗いてみてね。(過ぎちゃっても気になる人は声かけてね)
https://note.com/gtminami/n/nb3f687d59f1a

私個人としても、日本のリプロダクティブヘルス&ライツ(健康で安全に産む権利と産まない権利)や、セクシャルヘルス&ライツ(健康で安全に性を楽しむ権利)について現在絶賛勉強中なので、もっと学んだことを共有できたらなぁと準備中です!
あとアロマテラピーを勉強してて、アロマキャンドルづくりにも挑戦中!セクシャルヘルスの分野で解像度上げるために、化粧品検定とかも挑戦したいのよね。よし、やろう。(笑)
居酒屋やレストランとかで、一人で仕事後に立ち寄れる常連のお店も作りたいなぁ。しばらく緊急事態宣言出ちゃうからこれはおあずけ(´;ω;`)
でもすでに昨日一件めちゃくちゃお気に入りのお店を見つけたよ!度重なる緊急事態宣言で大変だろうし応援したいので、ランチ行ける人は一緒に行ってくださいな(@大阪, JR福島駅あたり,洋食)

きっと未来のスポーツの祭典ではドイツの体操ノルウェーのビーチハンドボール選手みたいにこれまでの価値観や偏見・差別を塗り替える勇気ある問題提起をされる選手がどんどん出てきて、日本の報道でも国籍関係なくそんな選手たちを応援する。女性選手に美人だとか2児の母とかいう枕詞がつかない。性的マイノリティーの選手も活躍していて、障害を持った選手にもリスペクトと当然の権利が保障されている。そんなスポーツの祭典を、私は好きな人とスポーツバーでビール飲みながら熱狂したいの。マスクなしでね。

なんだか少し元気になってきたぞ。
ここから少しずつ、私たちの未来を作っていくんだっ!

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