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プリンス、人生のサウンドトラック(1)

突然のプリンスの死去から8年が経ちました。
当初の予想とは異なり、空虚な世界にはならず、彼の楽曲や関連情報に囲まれる日々を過ごしています。

プリンスの誕生日(6月7日)、世界に先駆けてプリンス関連の映画が日本独占公開されるなど、盛り上がりを見せています。

この映画は、プリンスの関係者(元メンバーやスタッフ、地元ミネアポリスの関係者)へのインタビューを通じて、彼の実像を浮き彫りにしています。

現在プリンスの楽曲を管理しているエステートという財団から許可が下りなかったため、「unofficial」の扱いになっており、YouTubeでも公開されているレベルの動画のフッテージを除き、プリンスの楽曲すらかからないものです。

プリンスとの出会い→「人生のサウンドトラック」

軽音楽部の部室に置かれていた『1999』アルバムのカセットテープが、私とプリンスの出会いでした。

1曲目の楽曲『1999』ではAメロで4小節ごとに歌い手が変わっていくスタイルに「えっ、どういうこと!?」と違和感を覚えたことが印象に残っています。

映画『Purple Rain』のリリース時は、ちょうどアメリカの高校に留学していたこともあり、そこから、ずーっと「人生のサウンドトラック」と呼ぶようなレベルでハマりまくって今に至ります。

プリンスファムたちの交流

プリンスのファンは、プリンスファムと呼ばれます。

"family"を略した"fam"のこと。
プリンスが改名していた時期、"fan" は狂信者という意味の "fanatic" の略なので、自分に対しては "fam" として接してほしいと発言していました。熱狂的なファンに追い掛け回せれたりブートを買い漁られたり、迷惑を被ることの多いプリンスならではの発言。その時期のプリンスを知る心得た人は、ファンではなくファムとしての行動を意識し、自身のことを同様に表現することがあります。

https://www.partymind.org/glossary.html

これまでの人生では、数えるほどしかプリンスファムとの交流はなかったのですが、(勇気を振りしぼって)参加させていただく機会が増えています。

Takki & Touchy Prince Talk Live

2024年5月17日に心斎橋のバー「レトロバー レト」で開催されたトークライブに参加してきました。トークされたのは、次のお二人。

このトークライブの内容はすさまじいものでした。
最初の話題はこうはじまります。

有名な『Sign o' the Times』のアルバムジャケットなんですが、なんでプリンスがピンボケやねん? 

大きく見るまでもなく明らかにピンボケで、顔も見切れています。
普通に考えたら、あり得ない仕上がりです。

『Sign o' the Times』だけなく、ほかのアルバムにも共通する理由があるとして、次々と例を挙げて解き明かしていくのです。
「ダ・ヴィンチ・コード」ならぬ「プリンスコード」! 言い得て妙です。

“オセロをひっくり返すような”というと陳腐かもですが、長年見てきたものに違った見方を与えてくれるアハ体験、むっちゃ楽しいです!!!

興味を惹かれた方は、その模様がYouTubeのpartymind channelに公開されていますので、ご覧になってみてください!(現在、1だけの公開で続きます)

その後、Takkiさんは、この記事を書かれた方だ!と、点と点がつながります。
このnote記事も胸アツです。

レトには、2週間後にも行きました!
大阪で一番スキなタコタコキング周防町本店の道向かいくらい。

紫大学(Purple University)

大阪のイベントに東京から駆けつけたことで、Takkiさん(二重作さん)さんにお声がけいただき、Takkiさんが主催される紫大学(Purple University)という集まりに呼んでいただきました。

6月8日開催の回では映画『ビューティフルストレンジ』の監督、ダニエル・ドールさんがゲストとして招聘!!! なかなかぶっとんでいます!

音楽ジャーナリストの吉岡正晴さんもゲストで出演なさっていました。

紫大学の様子。Takkiさん(二重作 拓也さん)の道場(?)開催されます。
「ニワカ、初心者OK」を掲げ、初参加でも孤立しないように手厚くケアされるムードで運営されています。

「6/7公開、映画プリンス『ビューティフル・ストレンジ』を応援してます!」動画にも混ぜていただきました!

映画は、おそらくあと2回は観ます!

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