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こうして僕は予備校に入学しました。

1⃣予備校時代の思い出

以前、10代の頃に予備校で
小論文の授業に出ていた時のことだ。
クラスのA君はとてもよくできたため
先生に指名されて発表することになった。

 それは、大学入試で
やらかしてしまったミスという課題であった。
現役高校生の時に彼は「法学部」を受験した。

 そこの大学は、学科試験の他に面接試験があった。
学科試験が終わり、面接となった。
 面接官は年配の「法学部」の教授だった。

2⃣会話がかみ合わない~焦る面接~

面接では、

「この学校を卒業したらどんな仕事に就きたいか?」

と質問された。

 A君は得意げに自分の目指している思いの丈を話すが

話が噛み合わない

そんな緊急事態が勃発!


話せば話すほど

話がかみ合わない!

なぜ

なぜ

なぜなんだー!

何かがおかしい ・・・

と思いながらも

巻き戻しがきかない状況に陥る。

なぜ、そんな事態が起きたか?

3⃣「ほうそうかい」違いだったとは…


確かに、A君が受験した学部は「法学部」希望。

だが、実際の就職希望先は
マスコミ関係の「放送界」だった。


一方、面接官の教授が思っていた「ほうそう界」とは


弁護士や判事などの「法曹界」であった。

まじかーーーーー!

とヒヤッとしたそうです。

それに気が付いたのは
面接が終わった後だった。

もはや
後の祭りという訳だ。

当然ながら、A君はその時まで
「ほうそう界」という言葉が意味するものは
2つあることに全く気付かず。

そのため、こうして今 予備校生になっているという
「オチ」までついた内容であった。

恥ずかしながら、私もこの話を聴くまではA君同様に
「法曹界」という言葉を知らない受験生であった。

つくづく、このエピソードを聴いて

日本人だけど

日本語の難しさを思い知らされたのでした。



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