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知ってほしい、生理があるってどんなこと?

1⃣ 気になるニュース

 最近、テレビのニュースなどでは

女性の生理の貧困が話題だ。

 この問題が世間に拡散されるようになり

私が住む周辺のショッピングモールや

自治体でも生理用品の支給がされるようになった。

人間が生きている生命活動には必要不可欠なものだ。

2⃣ 生理の貧困を可視化する

 ちょっと小難しい話かもしれないが
心理学の視点からもこのようなことが言える。

有名なものにマズローの5段階欲求説がある。

簡単に説明すると、

人間の欲求段階をピラミッド型に示すと
こんな感じになる。

上の層から

⑴自己実現の欲求

⑵承認欲求

⑶社会的欲求

⑷安全の欲求

⑸生理的欲求

という段階層になっている。

 例えば、皆さんが日常生活で

何気なくしている活動の根源は

どころから湧いてくるのか?

と突き詰めると

ざっくりとこんなところからです。

⑸では例えば

排せつや行為に関わることや
女性の場合は生理に該当します。

具体的にはこんな状況です。

 それは、私が10代最後の忘れもしない

夏の学校合宿最終日で起きた事件です。

合宿の目的は資格の取得のため、

「どうしても落とせない単位」

でした。

朝から夕方までみっちりと山登りがメインスケジュールでした。

下山途中でなんとなーく、

おなかが痛く

嫌ーな予感が…

これはもしかして…

やばい…

まずい…

これは…

生理か…

途中休憩でトイレに駆け込むとまさに

ビンゴー

でした。

仲の良い女友だちにヘルプを求めるが

よりによって

誰ひとりと生理用品を持っていない!

まさに

なんて日だーーーーーーー

というセリフがぴったりなシチュエーションでした。

 しょうがないので、

ズボンが血でにじまないようにするため

唯一トイレにあったトイレットペーパーを拝借して

「なんちゃって生理用ナプキン」の完成。

 めちゃくちゃ涼しい顔をして

何事もなかったかのように出てきました。

しかし、内心は下山して

トイレにたどり着くのが先か?

ズボンが汚れるのが先か?

と冷や冷やしていたことを今でも覚えています。

 ちなみに、その日に限って

早く下山したグループは温泉でゆっくりと
湯に浸りくつろぎタイムがもらえる特典付きの日でした。

心の中は、『エンタの神様』に出演していた

白塗りの顔面で

決めぜりふで

「チクショー」

絶叫するあの芸人さんのような気分でした。

3⃣男性の皆さんへ 補足解説
~知らぬなら 例えて可視化 共通理解~

これを読んでくださる男性としては

「俺、しょせん男だしちょっと何言っているかわかんないし‥」

と感じる方もいるかもしれませんね。

 そんな方にどれぐらいのレベルで

超絶 やばい状況なのか?

と言うと

例えば、楽しみにしていた修学旅行のバスの中

気分が悪くなり、我慢の限界を突破!

クラス全員の前で

嘔吐したレベルぐらいです。
大げさかもしれませんが、
もっともらしいことを言えば
「人間の尊厳」とも言えます。

何もやる気なーい

なんも考えたくなーい

あきらめの境地になります。

こんなふうに襲い掛かる体の現象は誰にも止められませんし
これを相手にしては全く歯が立ちません。

確かに、今は

『ピルで生理をコントロールする』という手段もありますが、

基本的には女性はこのような体の仕組みになっています。

 このピラミッド層をご覧いただいても分かるように

生理現象として生理の不快感を飛び越して最後の層
である


自己実現の欲求を満たすことはあり得ません!

政治家のみなさん、

男女別々の性教育が当たり前だった世代の男性の皆さん!

女性の社会進出

やら

男女共同参画社会

だの

自己実現

と言いますが、

このあたりから、一度

生理が女性にとってどういう困難をきたすか

一緒に何かを感じて考え

社会の意識を変えるきっかけに

なっていただければと考え

思い切ってこのようなかたちで投稿させていただきました。







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