グルディスにおける役割② 書記
グルディスには「司会、書記、タイムキーパー」の大きく3種類の役割があります。
「書記」は「議論を構造化する」役割です。
間違っても、人の発言をメモする機械ではありません。
字の綺麗さが合否を分けることはありません。
「書記」に求められる能力
「司会」を「協力的」とするならば、「書記」は「左脳的」です。
協調性というよりも、論理性が求められます。
議論全体を構造化すること。
現状どこについて議論し、どこに向かうべきなのか?
見知らぬ土地の地図を書き出して、目的地を示すイメージです。
つまり、グルディスを俯瞰的かつ論理的に整理する役割です。
人の発言をメモする機械ではない、と言ったように、
・「議論を構造化する」うえで重要となるポイントは大きく書いたり、
・逆にズレた発言はメモしなかったり、
情報を取捨選択する力が問われます。
「今回の議題の進め方をまず考えてみませんか?(議論の構造を作る)」
「とりあえず、今までで決まったことをまとめてみませんか?(議論の再整理)」
書記は、こういったことを提案し、図として整理します。
そして、どの方向に向かえばお題が解決するのか?
これを提示するのが「書記」の役割です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?