見出し画像

「自己分析」のワナ

今回も「ワナ」シリーズです。

就活生が陥りやすい「ドツボ」の就活法を紹介します。

正直、これにハマって就活が思うようにいかない就活生が非常に多いです。


「うしろむき」就活法

ただひたすらに「過去」のみを掘り下げ続け、志望動機などが全く答えられない就活法です。

自分のことは完璧に答えられるのに、「企業への想い」が全く答えられない、みたいな感じです。

「コアコア病」患者の症状の1つ、とも言えます。


「内省型人間」の負のループ

特にこれ、内省ばかりする「真面目な人」ほどなりやすいです。

「内省型人間」は、エネルギーの方向が「自分」に向いています。

そのせいで、
「長所・短所、頑張ってきたこと、挫折、性格…」
のように、「過去」のエピソードを説明することにのみ、気を向けてしまいます。


ですが、重要なのは、「過去・現在・未来」の一貫性です。

「志望動機」や「当社でやりたいこと」など、対策必須の「現在・未来」への質問に答えられません。

次元上昇を起こす

とにかく「過去」ばかり掘り下げてしまう人は、それを一旦やめましょう。
「現在・未来」にエネルギーをかけるべきです。

過去のエピソードは「未来」と繋がることで効果を発揮します。


未来に繋がっていない、「過去のその地点」のエピソードは、1次元の「点」です。

過去の「点」が未来の「点」と繋がることで2次元の「線」となります。

これってつまり、点(1次元)から線(2次元)へ「次元が上昇した」ということができます。


「次元が上昇した」点こそ、就活で準備すべき過去のエピソードとなります。

”So what?”を作ることで、「エピソードの次元上昇」を起こしてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?