「内定」を見据えたES

「分かりやすく面白い文章」を書けば、ES選考通過に繋がります。

確かにこれはこれで事実です。

一方で、「読みやすくて面白いだけ」に拘ると、失敗する可能性もあります。

例えるならば、「1話だけ面白いドラマや漫画」のようなものです。
後に続く選考で「顔負け」なことをしてしまうと、落ちてしまいます。

ESの良さは、初回のインパクトに顔負けしない面接力を発揮できてこそです。

このような、「内定に直結する」ESを目指しましょう。

「面接後」の裏側

ES選考通過後も、ESって最後まで使われます。
企業によっては、入社後も持っている所もあるとか。(嫌ですよね。笑)

つまり、ESは「分身」であり、「看板」です。

ESを読みながら面接を行う面接官もいますし、面接の評価や判断を、ESを基に下すこともあります。

少し、「面接後」の裏側のお話をします。

面接が終わったあと、採点面接官と人事部による話し合いが行われます。
就活生のESを読みながら、
「あの子、こんな感じでした。」
「こう書いてあるけど、結局何言ってたっけ?」
このような会話が繰り広げられています。

案外、面接で「何を言っていたか?」なんて、覚えられていないものです。
「めっちゃ良かった!」「微妙」「全然ダメ」のどれかです。

内定に直結するESとは?

「面白いから」と言って、間違った言葉遣いや、知性を感じない文章を書いてはいけません。

また、「分身」であり、「看板」であるので、「誰であるか」がきちんとわからなければなりません。

「”あの”経験をして、”あれ”がしたいって言ってた、”あの”人ね」という感じです。

つまり、ES選考通過後まで見据えて考えてみると、
「知性を感じる」かつ「”その人”の臨場感のある文章」を書くのが理想的だと言えます。

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