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就職活動と「行動力」というNGワード

就職活動の「自己PR」において、最も多くみられる「行動力」。

就活本やインターネットを検索すると、「NGワード」として指定してあります。
これを書くだけで、落ちます、と。

ただ、これって本当にそうなのでしょうか?

採点者「あ、行動力ね。はいお祈り。」
本当に、こんな選考が行われているのでしょうか?(笑)

まぁ、こう言っているくらいですので、答えは"NO"です。
事実、受講生の中に「行動力」を強みとしてES選考、最終面接まで通過した方もいます。

「行動力」とするとダメな理由

漠然としていて、「その人自身の姿が見えてこないから」です。
「エピソードに具体性がないから」とも言えます。

つまり、「行動力」というワードは、「あるあるエピソードになりがち」なのです。

就活は相対評価です。

「何かしら」で目立たなくてはならないのに、没個性的ではいけません。

これさえクリアできていれば、「行動力」で良いと思います。

ただ前述した通り、「あるある」にならないために、少し工夫が必要です。

その工夫とは、エピソードを「超具体的に書くこと」です。
これを徹底することで、あなたの血が通った「行動力」の自己PRを作ることができます。


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他人に負けない魅力を、経験に基づいてご記入ください(200)

私の魅力は、行動力です。この魅力が活きた経験として、研究活動があります。私の研究テーマは、「シャコガイの保護」です。
しかし、ネット上で調べるだけでは解決できない課題が多くありました。
そこで私は、沖縄の研究者の方に、飛び込みで連絡を取りました。
その結果、実験方法は最適なものを選ぶことができました。最前線の研究者の方のお話を伺えたことで知識が深まりました。
さらに9月、共同研究にもお誘い頂けました。(198)
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