グルディスと「仲良しこよし」
グルディス(グループディスカッション)について解説します。
まず、一定の学生が持っている、「グルディスの誤解」をひとつ解消しておこうと思います。
グルディスは、「仲良しこよし」をする場でもありません。
周りに合わせるだけで乗り切ろうとしても、間違いなく落ちます。
どれだけその場で楽しそうにしていたり、空気を読んだりできたとしても、選考には無影響です。
グルディスとは何なのか?
そもそもグルディスは何なのか?について説明します。
グルディスは、ビジネスシーンにおける「会議」のロールプレイです。
社会人って実は、会議がメインタスクではないか?と思うくらい、仕事の中でも「会議」占めるウェイトは非常に大きいです。
会議で終わる日も普通にあります。
「仕事に欠かせない会議を、どれだけ回すことができるか?」を、模擬的に測定しようという試みが「グルディス」です。
「仲良しこよし」と「協調性」の違い
グループディスカッションにおいて求められている能力は、あくまでも「ビジネスシーンでの力」です。
その中でも、発揮方法は様々です。
例えば「非常に鋭い意見を出すこと」や「チーム全体を活性化させること」など、攻め方は様々あります。
例えば、「司会」などです。
ですが、どの戦略であろうと、結果を出すことが大前提です。
大学でのサークル活動のような「仲良しこよし」とは明確に違います。
「その場をいかに楽しむか?」といった、サークル活動的な協調性は、グルディスのシーンでは評価されません。
むしろ、ただヘラヘラしているだけの人だとしたら、大減点です。
一方で、グルディスの目的を達成するための協調性は、「ヘラヘラ」じゃなくて、「周りを巻き込む力」として、評価して頂けます。
グルディスでは「目的に向かって突き進む力」が見られている、と考えて頂けると良いと思います。
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