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飲食事業で受注した案件。韓国料理店のスタンプカードのこだわり

こんにちは!株式会社スイッチ・デザイン担当です。
事業の1つにPOP作成なども請け負っており、今回は韓国料理店にて依頼を受けたスタンプカードについて紹介していきます。

写真を見ると、何かお気づきでしょうか?
そうなんです。デザインが二種類あります!見たままですね。

なぜ二種類になったのか、、
これはスタンプカードをつくっていく中で日本と韓国の文化の違いを同時に感じた瞬間でした!

もともとは一種類を納品予定で話を進めていました。
金額面でもそうですし手間などを考えると一種類のほうが早いですよね。
もちろん候補がたくさんあり、その中からオーナーさんに選んでいただきましたが、そこで意見が別れたのです。

韓国のかたってはっきりとした色合い(韓国の国旗のような色合い)が大好きで、代表的な民族衣装のチマチョゴリもそうですがビビットな色合いでとても華やかです。
一方で日本はどうでしょうか。華やかな着物ももちろんありますが、どちらかというと落ち着いた色合いだったり、木のぬくもりを感じる自然さなどを好む方が多い印象です。

それはスタンプカードのブタのイラストも同じでした。はっきりと表情が分かるブタの顔をオーナーさんは好みでしたが、日本人のスタッフから見ると顔のわからない落ち着いたブタが好みだと言われ意見が別れました。

新大久保を歩いていても韓国料理店でキャラクターを使っている店の多くが、表情のわかる可愛らしいキャラクターを使っています。
日本人から見ると、子どもたちに好かれそうな見た目のように思いますが、韓国人の大人たちもそういったキャラクターはとても好みのようです。

なんだか不思議ですよね。

そういった文化の違いを感じたスタンプカード作りでしたが、最終的に両方取り入れていこう!という話に収まり、二種類のカードが出来上がりました。
今後はどちらのカードが人気なのか気になるところです。


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