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登記手続き(絶望、そして歓喜の涙)①

noteブログに書くか迷った登記手続きについての話。

文字ばかりになると思うので、興味がない方は読み飛ばしてしまうかも。

自分的に忘れたくない出来事なので、備忘録として書かせてもらいます。

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古民家あるあると思いたい!(けど全古民家には当てはまらなそうな事案)
銀行からの創業融資にあたって、この古民家が未登記物件だということが途中から問題視されてきたのであった…

銀行からすると融資する対象の物件が未登記というのは非常に良くないそうです。
(登記ということがよくわかってなかった私は説明を受けたけど、なぜかは未だにわかってない)

ただ融資の条件として
「古民家を登記手続きする」
ということが最大のミッションになってしまった。

そして問題は登記手続きを司法書士さん、ないし土地調査士さんに依頼すると12〜3万費用としてかかってしまうということ。

金額として大きすぎる!

私はなんとかできないかと考えた末、登記手続きをする法務局に直接連絡し予約して訪問。
そこで登記手続き方法を係りの人に直接聞いたのでした。

すると、

めっちゃ簡単や〜ん!

とぬか喜びしてしまうほど手続き自体は簡単。
だって書類に必要事項を記入した後、町役場(もしくは市役所)に行って法務局に言われた書類を取ってきて提出するだけ。

ただ書類に添付する建物図面は素人で作成できる代物ではなく、図面のみ土地調査士さんに依頼すればいいのでは?と土地調査士さんのリストを法務局からもらいました。

今まで「自分でできる登記手続き方法を教えます!」というタイトルの有料記事を見かけたこともあったので、
「私が登記手続きの秘訣を伝えるとしたら、法務局に電話して予約する!係りの人にやり方を聞く!以上!だな…😏」
と思っていました。この時までは。

実際に今でも通常の登記手続きなら法務局で聞けば逐一教えてくれたので、わざわざ誰かに聞かなくても事足りるのではと思っています。

そう、やはりこの古民家では(⁉︎)書類手続きは一筋縄ではいかなかったのです…。


まず私は法務局のリストを頼りに図面のみを作成してくれる土地調査士さんを探しました。
初めての土地調査士さんとの接触でしたが、ずいぶんそれぞれの調査士さんで金額が違うものだなと思いました。
おそらく昔ながらの測量機器を使って人員、手作業が多いところが高く、今時の(?)GPSを使って衛星でピッと測量するタイプの調査士さんは格段に安い金額を提示してくれました。

そして同じ金額で図面のみ作成してくれる調査士Aさん、図面&手続き全てやってくれる調査士Bさん(図面のみはやってない)、2人のうちのどちらかにお願いしようというところまで絞りました。

普通に考えれば同じ金額で手続きまでやってもらえた方が確実に楽だとは思います。
でも私は感覚で図面のみ作成の調査士Aさんを選びました。

ところでこの古民家の所有者は
昨年私達が古民家を見つけて、古民家の管理人であった農家さんにお願い
→そこから元の所有者(おじいちゃん)が「知らない第三者には売れない」ということからまず元の所有者のおじいちゃんから農家さんへ売買
私達農家さんが契約
という流れでした。
つまり私達元所有者のおじいちゃんは会ったことがないのです。

そして元の所有者さんに書類をお願いしなくてもなんとか手続きできそうでしたが
万が一、元の所有者さんに何か書類をお願いする事態になったら私が直接思いを伝えた方が誠意が伝わるだろう、という考えがあって図面のみの作成をお願いしたのです。

この時の判断が明暗を分けたと
のちに思い知るのでした。(←いい意味で)

長くなり過ぎたので次回へとつづく!

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