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ガレのある部屋 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ
広島県大竹市の下瀬美術館へ行きました。こちらは2023年3月に開館した新しい美術館で、瀬戸内海を眺望できる場所にあり、2024年のユネスコの建築賞ベルサイユ賞Prix Versaillesの「世界で最も美しい美術館(The World’s Most Beautiful Museums)」に選出されました。
その美しい建築を見たいと思い、見に来てしまいました。
広島駅まで新幹線で、そこからは普通列車に乗り換えて玖波駅で降りてコミュニティバス「こいこいバス」で「ゆめタウン」というショッピングモールまで行き、そこからは歩いて6,7分くらいでしょうか。道に迷うことなく到着できました。
美術館のエントランス棟はミラーガラスの美しい建物で、空や周りの木々が映り込んで風景に溶け込むような感じです。
今はエミール・ガレの没後120年ということで、ガレのガラス器や家具を中心とした80点余りを展示した「ガレのある部屋」という企画展をやっています。
ガレといえばアール・ヌーヴォーを代表する芸術家で、今までいくつかガラス器やランプなどを見たことがありましたが、こんなに多くの作品をまとめて見たことはありませんでした。解説や音声ガイドで、ガレが植物への関心が高く、音楽の教養もあり、それらをモチーフにした作品が多いことを知りました。
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美術館にはエミール・ガレの庭があり、ガレの好きだった植物がたくさん植えられています。また、庭からは海を眺めることもできました。この景色を見るだけでも、来た甲斐があったと思えました。
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上の写真に見えている色とりどりのコンテナのようなものは、可動式の展示室です。この展示室では美術館のコレクションを見ることができました。
館内は撮影自由になっていますが、作品の写真をSNSで公開することは禁止ということで、どんなコレクションがあるのかは美術館の公式サイトでご覧になっていただきたいと思います。
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とても雰囲気の良い美術館で、広島へ観光で行かれる機会があればぜひ大竹市まで足を伸ばして、美術館もスケジュールに組み込むことをおすすめしたいです。
その際は、あらかじめオンラインチケットを購入しておくと当日に窓口で買うよりも300円お得です。
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