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ええい、ひっくり返してしまえっ!緊張したらね

コンサートなどで演奏する仕事をしているとですね。突然普段演奏していない曲が差し込まれることがあります。

ここに、う、いつもと違う物があるな、大丈夫?という、微妙な不安に伴う緊張がうまれます。

緊張っていうのは、そのまま、筋肉の緊張に現れてきます。

体に力んだ感覚が出てきて、重くなってきます。

いつものうまくいく方法を過剰にやりすぎて返って身体を固めていたり。
緩めすぎてたりなかったり。

さて、ここで、この感覚いやだなぁ、なんとかならないかなあ、こまったなあ、ほぐれないかなぁ、と、考えていても、同じ感覚が続くだけです。

筋肉が収縮して、身を縮めるのをやめようと思っても、なかなか、変化は起きてきません。

かわりに、具体的に、どうなりたいかを考えてみます。

肩甲骨の周辺がじわじわと引っ張られているようだったら、その、逆方向に、広がっていくように、自分の身体にお願いしてみます。

もし、地面に向かって、引っ張られているようであったら、天井に向かって伸びていくように、自分の身体にお願いしてみます。

フワフワしすぎで、地に足がつかないようだったら、親指小指踵が、床についていることを考えて、その上に、足首膝股関節、脊椎頭が乗っかってバランスすることを自分の身体にお願いしてみます。


やだなあ、こまったなぁ、どーしよーの裏側には、どうしたいか、どうなりたいかが隠れているので、そっちを先に見つけてみると、お得な気がしています。

具体的だと、脳もそれに、反応してくれるようですよ!

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