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<だいじょうぶ>でありますように

悪夢のような報酬改定への対応をほぼ終え、ようやくようやくフリーペーパー『Swinging』最新号(第32号)の制作に着手している。

一体いつぶりだろう? 

31号の発行が2022年2月だから、2年以上の空白が生じたことになる。そうかあ、生き地獄のようだったこの2年間とまるで同じ歳月か。

テーマを<だいじょうぶ>にしたのは、きっと偶然ではないのだと思う。

「悪夢」とか「生き地獄」とかろくなことを書いてないけれど、まあそうとしか言いようがないのだから仕方がない。だから<だいじょうぶ>というテーマにも嘘がないようにしたい。

今回の報酬改定でスウィングの場合、「1人~1.5人はスタッフを減らさなやっていかれへん」(←なんとか回避しました)と考えて即お腹を壊したくらいだから何かと忙しなく、制作チームを組む余裕もないから基本ひとりで進めている。

もちろんスウィング内外の人たちには大きな協力をしてもらっているし、デザインはこれまで通り阿吽の呼吸のNeki inc.。

それに世間ズレしたスウィングから生まれ出てくる絵や詩(ことば)がスゴく生きるような気がしている。

ほとんど意固地になって、でも大切だと信じて20年近く守り続けてきた文化から生まれ出たものだから、一過性の消費対象としてのアートではなく、この先10年後も20年後も生気を持って見られるように届けたい。

これまでフリーペーパー『Swinging』は<NPO法人スウィング>の発行でしたが、今号より<株式会社NPO>の発行となります(ややこしーな、おい)。

発行、発送の際には新たに<Swingサポート倶楽部>入会の募集をいたしますので、是非ご入会いただければと思います。

この点についてはまた広報しますのでよろしくお願いいたします。

冒頭の画像は紙面掲載予定の、めっちゃ<だいじょうぶ>そうな『虫歯が治って喜ぶバク』(Ackey/2011)。

いろいろあり過ぎるけど、どうか僕たちの日々が<だいじょうぶ>でありますように。

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