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blue vol.2展 7日目終了:大切なのは個人

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あるひとりの人の、捨てることのできない大切なものを、成田舞さんが大切に写真に収め、その写真をスウィングの面々が大切に大切に描く。いいのが思いつかないので極端にダサく言うと「大切リレー」だ。

また来場者がそれらを目にすることで、至極個人的な<捨てられないもの>の、目には見えない価値の重さが普遍化されてゆく。

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不思議な風景、不思議な体験だ。

国家や権力者の都合とかそんなんじゃない、やっぱり大切なのは個人なんだと心が整う。

小さく慎ましいけれど、この場はひとつの戦いの場なのだと思う。

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とりわけその個人、インタビューをさせていただいた12人の方が来て下さるのはこの上なく嬉しい。


「なんでこんなことを聴くんだろう? とずっと思っていたんですが、他の皆さんのインタビューを読んで、今日映像を見てなぜかが分かりました。すごい。感動しました。普段はこんな個人的なことは話さないのに話すべきタイミングだったのかもしれませんね。自分にとって転機になりました。子どもたちにも思いを残せた気がします」


一昨日そのおひとりからはこんな感想をいただき、もう嬉しすぎて、、、言葉が出てこなかった。

この場を生むまでは本当に大変だったし、はじまってからもいろいろあって実は気持ちを保つことさえ難しくなりかけていたのだけれど、すべてが報われた、ギリギリまで生真面目に向き合い続けて本当に良かったと心から思えた(その分、他にはいろいろと迷惑をかけてしまったが)。

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blue vol.2は本日7日目を終了した。

後半に入り絵の掛け替えも完了。 会場にはまた違った風景が広がっている。

残り2日、皆さまのご来場をお待ちしております。


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