絵心マイナスからはじめる漫画ネーム生活 ~ WorldMaker使ってみた
本日9月8日は、マンガの歴史に刻まれる一日となるかも知れません。
集英社「少年ジャンプ+」編集部による新サービス「WorldMaker」のクローズドβテストが本日より始まりました。
「WorldMaker」とは、絵が描けなくてもマンガを描いたことがなくてもパーツを選んでマンガの『ネーム』が作成できるアプリサービス。詳しくは公式の動画をご覧下さい。
8月の終わりからこのような形でクローズドβテストの参加者が募集されていました。
で、ひょいひょいとこれに応募してみた結果……
なんと、見事当選してしまいました!!
作家でありマンガ原作もお仕事させて頂いたことがあるSwindなのですが、実はマンガのネームは切ったこと無いんですよね(笑)
なぜならSwindは絵心がマイナス領域突入、絵としての形状を保てないんです……。
これまでのお仕事もテキストネーム(いわゆる脚本形式)でお仕事させて頂いていたんですが、このアプリで自分でネームが切れるようになるなら本当にありがたい。ということで、クローズドβにのこのこと応募していたというわけです。
ということで、本日から始まったクローズドβを早速触ってみました。その感想はこの一枚に。
いや、マジですごかった……! あ、これもWorldMakerで作ってます。
まずは作ってみた作品を見てもらいましょう。習作1つ目がこちら。お題は「ある日のSwind家」です。
とりあえずネタの出来はおいておいてください(笑) 最初なので背景や効果は使わず、コマにただただキャラと吹き出しを並べただけですが、それでもこのクオリティでネームが作れちゃいました。
何度も言いますがSwindの絵心はマイナス領域に完全に突入しているレベル。なので一切絵は描いていません。それでもこれだけのネームを仕上げられるのはめちゃめちゃすごいんじゃないかなと思います。
ちなみに、この1ページ4コマのネームに要したのは30分かからず。いや、これはめちゃめちゃ楽しいです!
で、調子にのってもう一つ習作を作ってみました。タイトルは「第1回人類魔族合同サミット」。こちらはTwitterにてご覧下さい。
4ページに制作所要時間はだいたい2時間。これも一切絵は描いていません。何度も言いますがSwindの絵心はマイナス領域の奥深くに沈んでいるレベル。それでも一応ネームの形に仕上げられるのはすごいことだなと!
まだクローズドβということもあり、細かなところではもうすこしカイゼンが欲しいかな?という機能もありますが、立ち上がりとしては十分遊べる使えるレベルではないでしょうか
キャラクターは基本パターン以外にいらすとやのイラストも公式でサポート。使いこなせる方ならいらすとやだけで面白い作品が作れそうです。
自分で描いたキャラクターや撮影した画像などを使うこともできるようですので、絵が描ける方ならどんどん広がりそうです。
お手本ネームを加工することも出来るので全くの初心者でも大丈夫。9月22日にはオープンβテストが始まるそうなので、ご興味のある方は公式Twitterを要チェックです!
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