吹き抜けて夏風
懐かしい痛みがまた僕に絡みついて
時間が溶かした僕の過ちを責めに来る
君がくれたもの忘れた訳じゃないよ
僕があげたもの嘘なんかじゃないよ
そう 君が
夏の風みたいに去っていくことを願ってる
爽やかに僕の隙間をすり抜けて
もう二度と吹かないことを願ってる
もう二度と会えないと知っているから
新しい光が今僕を照らし出して
誤解で溢れた僕の過ちを包み込む
君がくれたのは温かい宝物
僕があげたのは愛に似た偽物
そう 君が
夏の風みたいに去っていくことを願ってる
軽やかに僕の心をすり抜けて
もう二度と泣かないことを願ってる
もう二度と会えないと知っているなら
ずっと夜なら良いって君は言ってた
今ならその気持ちが分かるよ
夜に溶けてもいい、そう思ってた
君となら何もいらない僕は
君が本当に好きだったんだよ
そう 君が
夏の風みたいに去っていくことを願ってる
軽やかに僕の心をすり抜けて
もう二度と泣かないことを願ってる
もう二度と会えないと知っていたなら
そう 君が
夏の風みたいに去っていくことを願ってる
爽やかに僕の隙間をすり抜けて
もう二度と吹かないことを願ってる
もう二度と会えないと知っているから
もう二度と会えないと知っているから
(*画像お借りしました。)