見出し画像

EC制作にまず必要なことは?カートシステムについて学ぶ

こんにちは!swimmyの伊藤です。前回、EC制作の達人になることを宣言したわたしですが、もちろんまだわたしの脳みそは空っぽの状態です。というわけで、今回は最初の一歩「 カートシステムについて」を弊社の代表、臼田のレクチャーで学んでいきたいと思います。

本日の講師、臼田です。

まず最初に必要なことは?

伊藤:臼田さん!EC制作を始めるにあたって最初に必要なことは何でしょうか?

まずは基礎から。

臼田:まずはカートシステムを選ぶところからだね。カートシステムは、インターネットで商品の販売を処理する仕組みのこと。最近では用途に合わせて種類がどんどん豊富になっているけど、ShopifyやSTORES、ecforceなどがその代表例かな。

カートシステムを選べ!

伊藤:なるほど、カートシステムですか。確かに聞いたことのあるサービスもあります。いろいろと種類が豊富になっているとのことですが、カートシステムがどんどんと増えているのにはなにか他に背景があるのでしょうか?

臼田:D2Cの流行だね。これまではAmazonや楽天市場などのECモールが一強だったけど、コロナ禍で革命が起き、購入プロセスを体験とした、サービスとしての物販が誕生。これにより、自社でECサイトを作って顧客とのコミュニケーションをとることが重要視されるようになったんだ。

D2Cの流行が背景に

伊藤:そういえばD2Cというのも近頃よく聞く言葉ですね。臼田さんといえば、D2C大好きおじさんと銘打っていますが、D2Cにはどんなメリットがあるのでしょうか?


D2Cおじさん、愛を語る。

臼田:アメリカのD2C大好きおじさんね。(笑)まずは、顧客一人一人のデータが拾えることがメリットかな。ECモールでは間にモールが入るのでこれができず、モノを売ることでしか顧客とコミュニケーションが取れない。でも、D2Cビジネスでは直接顧客とのコミュニケーションが取りやすいので、買う前と買う後、両方の体験を味わってもらうことが可能になるんだ。SNSの集客と合わせることで、ブランドの発信力が強まっているよ。伊藤さんもSNS経由で買い物をしたことはある?

SNSとD2Cの掛け合わせで販路が拡大

伊藤:実は最近、お気に入りのクリエイターさんの絵を購入しました!もう一目惚れで。とてもこじんまりとしたECサイトですが、彼女の世界観が表現されていて素敵でした。そう考えると、最近はSNSにおける新しいブランドへの接点が増えた気がします。

伊藤が購入したkunomariさんの絵

臼田:カートシステムの台頭により、これまでは小規模な売り手ではできなかったことができるようになっているよね。それに最近ではカートシステムのCRM(顧客情報を管理して顧客との関係を構築していくこと)の技術も進化して、成功体験に基づくシナリオ化したカートシステムも現れて。ecforceはその主たる例だね。

シナリオ化したカートシステムの出現

伊藤:シナリオ化したカートシステムですか。それはつまりどういうことでしょうか?

臼田:すでに成功した実績を基にスキームをパターン化して、売り上げにコミットしているんだ。とにかく再現性が高いのがすごいところ。ecforceは特に定期販売の領域で成功事例が多く、その成功の勝ち筋を見据えて作られているんだ。

伊藤:なるほど。これからカートシステムを選ぶ際に、運用後をイメージができるのはとても安心ですね。定期販売の領域に特化しているというのもすごく気になります。

臼田:カートシステムは本当に種類が豊富だけど、僕個人としては定期販売の領域においてはecforceが最適だと考えてて。ECサイトを作りたいのであれば、自分たちのビジネススタイルに一番合うカートシステムを見つけることが成功への第一歩かな。

伊藤:まずは自分に合うカートシステムを選ぶことですね。販売方法の他にも、顧客に合わせた決済方法やカスタマイズの豊富さ、費用感なども選ぶ材料になりそうです。次回はぜひそういった点も踏まえて、より深くECについて教えていただければと思います。D2Cおじさん、よろしくお願いします!

ビジネスの形に合わせたカートシステムを


臼田は少々飽きてますが、まだまだ続きます。


という訳で今回は弊社代表、臼田にカートシステムの基本についてレクチャーしてもらいました。増え続けるD2Cビジネスに合わせて、どんどん進化していくカートシステム。まずはどのシステムを選ぶかを見極める力がEC制作において重要な鍵になりそうです。

さて、EC制作の達人への道のりはまだまだ長そうです。次回も引き続き対談形式でお届けしますので、切磋琢磨の道のりを共有できれば幸いです。フォローやいいねもお待ちしております!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?