若くしての成功

おはよう

少し前に、秋田犬マサルを可愛がっているというロシアのスケーター・ザキトワ選手の大会出場見送りというニュースがありましたね。
スケート業界はもちろん、多方面をざわつかせたニュースでした。
そのニュースを知って思うことは、"若くしての成功"についてです。

私が学生の頃からテニスをしていました。
私の憧れのテニスプレーヤーはジュスティーヌ・エナンですが、私らの世代のスターはマリア・シャラポワでした。
彼女も16歳や17歳の日本でいうJKくらいの歳で、ウィンブルドンで優勝しましたね。
かつて、まだNHKでしか放映していなかった深夜の試合を、父親と観ながら盛り上がったのを覚えています。

これは、私が学生の頃スポーツをしていた経験から考えたことです。

追う者が明確な時期は楽だ。
追う対象が過去の自分になると、違うスキルが必要になる。

仕事をしていても、こうなりたい とか、ああなりたい みたいなロールモデルが近くにいると良いなんていいますが、やはり目標となる人が近くにいることは比較的、成長を加速させますよね。
スポーツでも企業でも、トップに立つ人間はそれまでとは違うスキルが必要になるのだと思います。
トップレベルのスポーツは、小手先でどうにかできるものではないのでよりシビアですよね。

若くしての成功は、その時はとても良いことだと思います。
ただ、その後、トップを走り続けるという別のスキルを身につけなければならないという切り替えが大切だと今は思います。

どの分野でもどの業界でも戦い方は人それぞれです。
ザキトワ選手も、一度大会から身をひきつつ、じっくり自分のスキルを向き合って多方面でパワーアップしてほしいなあと部外者ながらに思いました。

あなたの戦い方、実践できていますか?

今日もいってらっしゃい
そして、おかえりなさい

文章にあった絵を書いてくださる方、募集していたり。していなかったり。