中国語の強さ

おはよう。

「だからさぁ、旦那がありえないのよ。息子の問題を全て私のせいにするのよ!旦那なんか、家のこと何もしていないのに!」
「わかる。わかるわ、それ。生活費入れてくれてるからって、子供のこと何もしなくて良いなんて、昔の話よねえ。私たちだってパートで稼いでいるのよ!」

夜9時。商店街の珈琲チェーン店のソファ席で、中年のおばちゃんが勢いよく話していた。
なぜだろう。中国語って、その言語だけで強さが増す。

私は中国語を理解できない。

だから、おばちゃんたちが何を話しているかわからないが、勢いよくまくしたてるその言い方が、なぜか旦那の悪口に聞こえた。
旦那じゃなくて、共通の知り合いかもしれない。実は二人は同じ職場の仲間で、職場の誰かの悪口を言っているのかもしれない。

中国語の軽快なやりとりをBGMにして、集中ゾーンに入ることにした。

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世界中の言葉の中で、中国語って勢いある言語だなあと思います。
英語のディベートよりも、中国語の日常会話の方が強さは遥かに上だと感じたりします。なぜなんだろう。面白いものですね。

今日もいってらっしゃい
そして、おかえりなさい

文章にあった絵を書いてくださる方、募集していたり。していなかったり。