ADHDの正しい理解のために
こんばんは。すいみーです。
前回のnoteでは、私がADHDと診断される前から今に至るまでの流れをお話しました。
今回はADHDについて初心者の方にも理解できるよう、その定義と原因について説明します。
「ADHD」とは、注意欠如多動症(attention deficit / さhyperactivity disorder)の略語で、「不注意・衝動性・落ち着きのなさ」を特徴に持つ、発達障がいの一つ。
ここまでは、 ADHDについて悩んでる方の多くが理解している内容だと思います。
「では、なんで上のような特徴が出るのか?」
答えは【脳の発達の特性の違い】です。
どう違うかのというと【脳の動きをコントロールする働きが弱い】。
つまり【多くの人の脳と比べて、 ADHDの脳は激しく動いている】のです。
どんな人間でも、全ての言動/感情は脳の信号によって決まります。
つまり、 ADHDの人の場合、多動な脳が全身に信号を送っている結果、上で述べたような「不注意・衝動性・落ち着きのなさ」という特徴が表れるのです。
ここまで聞くと、過去の自分の限度にも納得がいく方も多いのではないでしょうか。
「それでも私はみんなと同じレベルで脳をコントロールしたい…。」
気持ちは痛いほどわかりますが、これは先天的な特徴なので不可能です。薬も一時的な抑制にすぎません。
ADHDの人たちは、自分の中の【人よりも激しく動いている脳】を、自分の一部として受け入れ、環境や仕組みを整えることが必要になります。
これは別に落ち込むことでも、残念なことでも、なんでもありません。
脳内が人と違うだけで劣ってるわけでも何でもないですし、激しく動く脳のおかげで、メリットも沢山あるんです。(ADHDを劣ってると思い込み、悲観的になるのもあなたの脳内が信号を送って生み出した感情です。)
特性を知ればなにも怖くないです。
ADHDの特性、つまり、自分の脳の事についてちゃんと知らないから怖いんです。
残念ながら今の社会では正しい理解は進んでいません。書店に並ぶような本でさえ、誤解を招くような言葉を使っています。。
ネガティブな情報は鵜呑みにしないようにしてくださいね^_^
言いたい事はまだまだありますが、今日はここまで。
次回は、今回の投稿を踏まえた上で、ADHDの特性について、さらに深掘りしていきたいと思います✍️
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