水仙ゲットやで。
キンカンがずーっとうす青くて熟れてこない。
そろそろどない?とみにいくと、
やっぱり青いんだが、
隣の水仙が咲いてるのを発見。
しかし水仙の一団のあたりに、どうも今朝、屋根から雪が落ちてきたのか、もう跡形ないんだが、べっこり水仙たちが押しつぶされている。
花の、ストローみたいな茎が折れて、たいへんなことになっている。
せっかくきれいに咲いているので、救済。
骨折だから接木、みたいな発想で、爪楊枝とタコ糸持ってきたのだが、や、これはむずい。
んー。あ。針金にヒラヒラかぶせた、くるっと回してひねって縛るあれだ、と思ったが、ストックがないなあ。
とりあえず針金で工夫してみる。
苦心のすえのこれ。。
(たぶん明日にはほどけとるだろう。。自分なりにがんばったのでみてくれ)
正解イメージはこちら↓
(引用元:https://www12.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=c20200046&date=20210122&no=18)
支柱とビニタイ(針金にヒラヒラかぶせた、くるっと回してひねって縛るあれ)のコンビ。
そういえば、父が菊を毎年育てていて、手伝いでやったなあ、この縛り。
正解な付け方は、ビニタイをまず支柱に縛り、それから茎を縛るんだそうです。
いまに思えば支柱のストックあったな。。ビニタイも納屋を探せばあったかもな。。
しかしまあ、その後はこんな対応↓
葉っぱがちょうどヒモじゃん、ということで葉っぱで縛りました。
↑ ぜんたい倒れてるのを、まあとりあえず起こした気分。
で、茎が完全にぽっきりいっちゃった一本は、家に持ち帰り、またも一輪挿しに。
花瓶は、今日の家の整理中に出てきたタイムリーな土瓶風で。
明日は水仙でも描くか。
その後、裏にまわって椿の様子も確認。
すると、一番奥の一本が咲いていた。
雪に焼けたのかぜんぶ茶色く萎んでいるが。
実は今日は市内で開催されてる日本画の展覧会見に行ったのだが、
そこで「白侘助」という椿が画材になっていて、母が「うちにもあった気がする」というので探してみたのだ。
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ちなみに展覧会は、富岡鉄斎、幸野楳嶺、小川芋銭、大橋翠石の四人展で、田舎でありえない品々が見れて感動。当市を訪れた巨匠たちという趣旨の展示。自分は知らなかったんだが芋銭がとくに好きだった。
こんな感じ↓
小川芋銭(引用元:https://eee-141tec.blog.ss-blog.jp/2018-12-16)
小川芋銭(引用元:https://samurai-auction.com/exhibition_detail.php?ex_code=1796)
河童が好きな人らしいが、もちろん他も描いていて、当市では山々にかかる霧を描いていて、みることができた。
引用元:https://kisspress.jp/articles/6685/←過去にも同館で展示したもよう
自分も霧が気になっていて日々観察中なので共感。
「丹波霧」という言葉があるらしく、霧で有名らしいのは近隣の他市なんだが、秋から冬になる頃にはやっぱり霧が多くて、独特の雰囲気になる。
芋銭の絵の、霧に埋もれた低い山々の感じ、雲海みたいな霧模様、よくわかる。
かなり大きい絵で迫力でした。
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話が逸れたが「白侘助」に戻ると、
これかな?と持ち帰った椿はこれ↓
こんな感じに展覧の絵ではみえたが、どうも違うらしい。。
検索してみると↓
引用元:https://tsubaki-fan.com/varieties/shiro-wabisuke/
これって先日写生した椿やん↓
(これは絵のタイトル変更だな)
[Camellia ‘Shiro-wabisuke’_白侘助]_333X333_oil on canvas_1003#34
日本画ではよく題材にされるらしい「白侘助」、名前もおしゃれ。
ともかく、作業は椿を持ち帰ったあと、ようやく本題のキンカンに戻って、軽く剪定。剪定は基本、枯れた枝をポキポキ折っていくだけ。自分流なので正解は知らないが。。
細かくみていくと、はじめ見えてこなかった枯れ枝が見えてくるから不思議。取っても取っても次々見えてくる。なかなか終わらない。。
しかし、もうよかろうってなった頃に、視界に違和感。
なんと、干からびたアマガエルが枝に引っかかっているではないか。
枝に掴まっているわけでもなく、首吊りでもしたような体制で、アマガエルは干からびている。
まさか。
よくよくみると、なんとアマガエルはキンカンの枝のトゲに刺さって絶命しているのだ。。
誤って、手を滑らせて落っこちて刺さったのだろうか?
頭の裏から口の角あたりに大きくて鋭いトゲが貫通している。
なんて気の毒な死に方。。せめて土に埋めてやった。
そんな一日。
写生は明日。
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