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バード・ウォッチング
小鳥を描きたいと思い、新しい双眼鏡を手に入れた!
今日は写生を休んで、そんな近況報告を。
![](https://assets.st-note.com/img/1655451336608-Nu91i6GAak.jpg?width=800)
手に入れたのは、12倍率、50mmレンズの双眼鏡。
重さが900gくらいあって、ちょっとさすがに重いか。
しかし集中してれば気にならないか。慣れかも。
徐々に身体に馴染ませれば、捌けない重さ、大きさでもない。
逆に重く大きいぶん、安定した静止がしやすい。
ピント合わせは、高倍率のぶんシビアで、常に調整が必要な感じ。
重さへの対応もそうだが、これもちょっと練習が必要そうではあるが、練習もまた、武器を習得するみたいで楽しいかもしれない。
見え心地はやっぱり、広く鮮明な視界がツンとテンションを上げてくれる。
ところで、
これまで使っていた双眼鏡は、リサイクルショップで買った7倍20mmレンズのもの。
↓
![](https://assets.st-note.com/img/1655451437827-dz8JY25QYG.jpg?width=800)
でも、新しいものと比べてみると、このクラシックな小型の双眼鏡にも良さはあって、倍率が高ければ良いというものではないかもしれないと思った。
たとえば、手前のものを見るときは、12倍の双眼鏡ではちょっと近すぎると感じる。
慣れもあるかもしれないが、7倍のクラシックな双眼鏡はピントも甘いぶん、ピントにとらわれず飛んでいる鳥を見つけやすかったり。慣れもあると思うが。
そしてなんといっても軽量な分、素早く動けるということもある。
それから、12倍双眼鏡のもう一つの癖?は、ちょっと対象が歪んで見えること。
これも慣れてしまうのかもしれないが、正確なプロポーションがわからないのは、スケッチ観察としてはどうだろうか。。
まあでも、そんなに大きな問題ではないだろうが。
ともかく、両方持って行って、使い分けるとよさそう。
ところで現在の課題は、小鳥とどこで出会えるか?
小鳥観察にふさわしいスポット探しが大事な気がしている。
手始めに庭先に餌場を作ってみて一週間以上経ったが、いまだに一度も餌場にいるところを見かけない。
しかし餌はしっかりなくなっているのですごい。
それでも起き続けていたら、そのうち見れるようになるかな。
そのほかに、小鳥を探すポイントは河原。
堤防沿いの草場を探したり、向こうの桜並木を探したり。
それから田んぼ。
向かいの山を見渡したり。
家の庭にも目をやって。
山に行けば、また違った種類の小鳥がいるだろう。
里山の小鳥を中心に見ていきたいが、そのうち山にももちろん行くだろう。
今の季節は木がよく繁り、鳴き声はすれど姿が見えず、なんて場面が多く、意外に収穫が進まない。
今日もとにかく田んぼに行ったが、雀が見える程度。
仕方なく、田んぼに面した墓の草掃除などしていると、ほんの軽い夕立が降ってきた。
外で濡れるのも清々しいような気持ち良い通り雨。
空を見ながら墓の休憩小屋でひと休みしているうちに、雨雲は通り過ぎた。
観察の場所を変えてみるか、と小屋を出ると、小鳥の姿。
セキレイ。
セキレイのカップル?が追いかけっこをしている。
それから、宙をチュチュチュチュと飛ぶのは、なんて鳥だろう。
いつも田んぼの上空を、まんまるい感じの身体で、羽根を懸命に羽ばたかせ、
チュチュチュチュと泣き続けて飛ぶ小鳥。
それから、シルエットはセキレイによく似てるけれど、背中が灰色で、雀よりも小さな小鳥。これも名前はわからない。
他にも、先日スケッチした赤茶の羽根をした小鳥やら。
先ほどまでは静かだった田んぼ一帯が、少し賑わって見える。
雨に生態の色々が刺激されているんだろうか。
虫が出てきたのかもしれない。
大きな収穫はなかったが、それなりのウォッチングだった。
帰り道、夕方近くになってきて、電線に並んで留まっている小鳥は、たぶんムクドリだろう。
双眼鏡で覗くと、やや逆光を受けて、ムクドリらしい顔の縁取りと印象的な黄色い脚。嘴の黄色はくすんで見えない。
しかしどうも、そのムクドリらしい小鳥の列の中に、雀も混じっている。
混合して留まっていることもあるのか。
関東で見かけるムクドリよりも小さく見える。
気のせいかもしれない。
新しい双眼鏡を買うときに、カメラ付きのものにするか迷ったが、
結局付いていないものを買った。
スケッチの際にも便利に決まってるんだが、あえて、観察と記憶のみで描くことにしてみている。
花などはじっくり見られるが。
しばらくはバード・ウォッチングに入れ込んでみようかな。
さて、明日はさらに開拓していこう。
双眼鏡に、小鳥スポット探しに。
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