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ニューノーマルってワード今さら知った

気忙しい日々がひっそりと続いている。

気忙しさって、基本的に人との交際、交流なんかで立ち現れてくるものだと思うんだが、どことなく”ひっそり”感があるのは、やっぱり現在の非接触型の新生活のためだろうと自分では思っている。


この非接触型の新生活は、「ニューノーマル」なんていう言い方をされたりするのらしい。

なんとなく肌では感じているが、専門外だったり、それこそ”非接触”の情報不足によって、知らない現在の常識を、しばらく勉強してみようかな。

とはいえ、冒頭に言ったように気忙しい日々なので、よちよちゆっくりぼちぼちね。


まずは「ニューノーマル」というキーワードで資料読み。

吟味以前の段階なので、とにかく目についたのを読んでいきます。

自分なりに要約↓

・「場」の再認識
飲食業=モバイルオーダーによる”待ち時間”(行列)の解消、売上増など
地方銀行=インターネットバンキング+地域貢献のハブ化
”場=体験”価値の再発見=バーチャルデジタルを起点に場を活かす
ECサイト=「場」との相互補完

・「リモートワーク」
セキュリティ問題=「ゼロトラスト」概念の進歩
(労働環境の変化は長短広範すぎるのでいったん無視する)

・生活必需品の変化
衣類の需要減、住環境のための需要増など
サブスクリプションの需要増など



これまで、人と会って目を見て話をするというのが、最も確実なコミュニケーションとして君臨してきたが、それよりも優先しないといけない事情が現れた今、この根底を変えていくしかない、もしくは、変えるチャンスがある、というふうにも考えられる。

従来、古来のベスト行動の含蓄は、これまでの文明進化の過程を振り返れば、決しておざなりにはできない事柄だ。

便利でいいじゃん、と進めた進化が、思わぬ深刻な事態を引き起こすことは、環境問題をはじめ、結構イヤってほど経験している。

今回のニューノーマルな生活による弊害ももちろん考えなくてはならない。

とは言え、価値の転換も大事なこと。デジタルネーティブ、ネットネイティブの世代では、おそらくリモートなコミュニケーションでも齟齬なく、”目と目で語る”十全なコミュニケーションは可能だと考える意義もあるんじゃないかと思う。

結局、”受け入れるしかない”という消極的態度よりも、むしろポジティブに受け止めていきたい。

ただ、それは陰に潜む重大な弊害を炙り出す行為と完全にリンクしていたいと思う。なんならその弊害を炙り出すことを主題にして、ニューノーマルを積極的に受け入れる姿勢。

なぜ、そんな風に思うかというと、その弊害性の中に、案外人間の本質、これまで言われ続けてきたあらゆる本質に、少しだけ違った視座を与えるんじゃないかという期待感だ。人間哲学の新たな進展が始まるんだろう。


とりあえず、ニューノーマルってワードはビジネス戦略っていう、ちょっと狭量な使われ方してるってことをまずは理解したので、次回は公機関の情報も読んでみます。


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