[Bitter Gourd After The Rain]
近所の「道の駅」に昼飯に出かけたときには、
短い驟雨はさっと上がっていた。
建物には、簾(すだれ)代わりの様子で植えられたゴーヤが花をつけている。
食事の席につくと、そのゴーヤ簾が裏側から見える格好になっていて、
それでゴーヤが実っていることに気づいた。
表からは花が見えるばかりで、多分簾に傾斜があるからか、
大きく実ったゴーヤは裏側でぶら下がっている。
食事を待つあいだ、せっかくだからじっくり観察。
すると、大きな葉っぱにアマガエル。
雨上がりの雫を、
ポツポツつけた大きな葉の重なりの向こうに眩しい光の夏。
[Bitter Gourd After The Rain_雨上がりのゴーヤ]
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