ジャニーズ記事のタイトル詐欺率の高さ
最近、ジャニーズの性加害事件を受けて、いろいろな方がテレビやSNSで情報発信していますね。
中にはフォロワー1,000人未満の人の意見を取り上げて、”○○という意見も”とタイトルに掲げた記事も見かけます。
確かにそういった意見があることに間違えはありませんが、マイノリティ(特にサイレントマイノリティ)の意見をことさら大きく取り上げるのもいかがなものかと思います。
というか、そうやってタイトルで気をひかないと読んでもらえないのでしょうね。
ネットで情報発信がしやすくなった弊害として、大手新聞社までがタイトル詐欺まがいのことをしている現状にうんざりします。
さてさて、今回はタイトルで反感を買いつつ実は当たり前のことを言っていたという記事について触れてみます。
ジャニーズ排除続くも「取引停止したらナイスジャッジ、じゃ全然ない」 ロザンが断言する理由
こんなタイトルで記事を出せば、「なに?CM打ち切りが誤りだと申すか?おのれジャニーズの片棒を担ぐのだな?」といった層の方々が大挙して押し寄せることはわかっているのですが、あえて炎上を狙ったのですかね?
以下に記事を引用しますが、記事は至極まっとうなことを述べているだけです。
これについて返されたコメントは感情的なものが多く、事務所はおろか現在のジャニーズタレントまで断罪したい方々が多く集まっていました。
現在のジャニーズタレントにも当然、性格の良い人もいればそうでない人もいることでしょう。ただし彼らが性加害をしたわけではありませんし、彼らがその利益を享受しているわけでもありません。
被害者が性加害を受けたから、今のジャニーズタレントにファンがついたわけではありませんので、今のジャニーズタレントを責めるのはおかしな話なんですよね。
以下にコメントを引用しますが、ジャニーズタレントを加害者としていることがわかります。
今回のことで、私がはっきりとしておきたいことは、
・当事者:ジャニー喜多川、ジャニーズ事務所(現代表含む)
・被害者:ジャニー喜多川に性被害を受けた人々
ここまでが関係当事者ということです。
その他にも、
・防ぎえた第三者:テレビ・新聞などのマスメディア、スポンサー
・関係の疑われるもの:現在のジャニーズタレント
といった人たちがいます。
現在の代表である藤島ジュリー景子さんがやり玉に挙げられているのは、現在の代表取締役でかつ、家族として今まで被害者を虐げながら拡大した会社の利益を享受していることと、防ぎえた第三者でもあったからです。
繰り返しますが、現在のジャニーズタレントが、ジャニー喜多川の性加害を喜んで鑑賞(自身の性的な欲求を満たすための鑑賞)していたのであれば、それは同罪として社会的な制裁を受けるべきです。
今のところそういった話が出てこないことを考えると、感情論は抜きに考えて、彼らに罪があるとは言えないのではないでしょうか?
今回、ロザンは会社の立て直しを選択して話していましたが、実際には解体もあり気だと思います。
ジャニーズ事務所を解体して、テレビなどのマスメディアとスポンサーが合従連衡を組んで性的な搾取を行う会社を排除していくようにしていくのもありだと思います。
どちらにしても、CMが取れるかどうかの飴と鞭だけでコントロールするのは無理ですよといったお話しです。
芸能界の闇を明らかにしたうえで、ジャニーズ事務所の話を展開しているわけですから、芸能界クリーン大作戦が必要と読むべき内容の話しだと思います。
さてさて、ここで本題に戻りますが、今回このようなミスリーディングをさせているのはタイトルにあると思います。
今回の話しは”CM停止がナイスジャッジではない”ことではありません。
”CM停止は入り口でしかない”・・・”本丸は芸能界クリーン大作戦”とリードしてあげないと記事が頭に入ってこないのです。
もしくは、”性加害問題は芸能界に横行する業界病”など、もっとスケールが大きいことを発信してあげる必要があります。
みなさんもタイトルに惑わされることがないように、話しを流れで読めるようにしましょう。
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