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問題文が読めない症候群になってしまいました。

私は現在、国家試験の受験資格を得るために専門学校へ通っています。
目指す国試は2月に予定通り行われると発表がありました。あと7ヶ月です。

学校は4学期制で、先日1学期分の学習が終了しました。
定期試験というものが当然あり、一通り終わった今、何だか燃え尽きてしまっているようなんです。

これはマズいと本気で思い始めました。
そこで、学習方法の振り返りと1学期の総括をする中で、何か見えてこないかと文章にする事にしました。

オンライン学習〜登校授業が始まって。

私はクラスの中でもかなり上の方の年齢層にいます。クラスには20代からの多くの若者が集っていて、登校が始まって以来、毎日たくさんのいい刺激を貰っています。

学校が始まった時には既に休校が決まっており、緊急事態宣言下オンライン授業が始まりました。
周りの学生の様子が分からないまま学習を初めてみてとにかく焦りました。
当たり前なんですけど、脳が衰えています。
そりゃそうです。アラフィフなんですから(笑)

オンライン授業は完全に個人戦でした。
なので、比較する対象は「若い頃の自分」しかいなくて、これも当たり前なんですけど、比較したら衰えているところしか感じないですよね(笑)

記憶力、暗記力の著しい低下。
記憶の定着と呼び出しにとにかく時間がかかる。

焦りしかありませんでした。
私以外の学生が、みんな若い頃の私に思えていました。

学校が始まり、個々の個性を認識できて、クラスとしてまとまっていく中で、意味のない焦りはなくなっていきました。
自分なりの方法で勉強していけばいいんだと思えました。
みんな素敵なんです。クラスの人達。優しくて。
全員で合格したいなって思います。
今度はその気持ちが原動力になって試験勉強も頑張れました。


現時点での学習方法について。

1学期を終えてみて、現時点での1番効率の良い学習方法は、授業を聞く事、その場で意味を理解してしまう事です。
「へえ〜!」「そうなんだ!」「なるほどね!」と思ったという「体験」を意識的に感じるようにします。
その「体験」を出来るだけノートに落とし込んでおきます。
数日経てば、先週何やったっけ?と完全に忘れてるんですが、ノートを見返すと「あの時、先生はこう言ってたな」「その話を聞いて私はこう感じたな」という体験として記憶を引き出せるんです。
手間(脳の作業として)と時間がかかるのですが、これが1番記憶の定着が出来る方法でした。

同時に「経験」に落とし込む方法も役立ちました。
これは制度(制度や法律がすごく苦手です)の出来た時期や統計などで使えた方法ですが、この頃自分は何してた?この頃、あの人は何してた?に落とし込んでいきます。

それから、歴史系も各教科で出てくるのですが、第二次世界大戦以前については、物語に落とし込みました。(戦後は親世代なのでそこで繋がるんです。世代的に笑)
知っているストーリーに当てはめたり、前後の出来事を繋ぎ合わせて、「こういうことが起こったから誰それがこんな事をして時代がこんな流れになったんだよね」とドラマティックに印象的な話に脚色してストーリーで覚えていきます。
この時、大いに役立ったのが先生の雑談です。
中高生の頃から、先生の雑談の中に大切な事がある!と体験的に知っていたので、ノートは雑談のメモで溢れかえっています(笑)

高齢者になっても結晶化された記憶は忘れにくいと言われています。そこに新しい記憶を繋げていく作業が私の学習方法だと言えます。


ゴロ合わせが苦手なんです。

暗記の多い教科もあり、私の方法がどこまで通用するのか分からないのですが、私は単純暗記が苦手なんです。

さっき見てきた私の学習方法を考えた時、ゴロ合わせをするためには、そのゴロ合わせが出来た成り立ちから記憶に定着させていかないと、そのゴロ合わせの意味が思い出せないのです。

学校から配布された参考書にゴロ合わせが結構載っています。

「ビスケットにアメ、歯みがき よ く しな さい よ」

が、

「ビスマルク アメとムチ 1883年 1884年 1889年 疾病保険法 災害保険法 養老(老齢)」

…は?
無理じゃね???
(参考書投げる)

と、こういう訳です(笑)

私にとっては、

「あの時noteでゴロ合わせディスったわ、ほらほらあのビスマルクのヤツね、なんだっけ?ビスマルクの法律ね?疾病保険法と災害保険法と養老・疾病保険法ね?1880年代の終わりの方だったな〜」

って覚えた方が近道だし、向いているのです。

ついでにもう一つディスっておきましょう。

「貧しいときは 馬刺し の 冷凍食品」
「新救貧法 1834年 劣等処遇の原則」

バーン!(またまた参考書投げる)

(考案された方には大変申し訳ないのですが、おかげ様で私の記憶の定着に繋がりました。)

とにかく向いていないと言う事が分かり、そこに(私にとっては)無駄な労力を割かないと心に決めました。


本題に入りましょう。問題文が読めません。

そんなこんなで、無事に定期試験を終え、成績が帰ってきました。
ぶっちゃけ相当良かったです。
頑張った私。

そしたら燃え尽きちゃったみたいなんです。

感覚としては、今まで持っていた脳みその容量は全て埋まり、ここからは眠っていた部分を叩き起こしながら進まなければならないような感じ。

脳が疲弊しきっていると感じています。

今、授業への集中力は保てていると思うのですが、問題を解こうとすると、問題文の意味を理解出来ず何度も読まないと解けません。
そして、その事に気を取られてしまい正解を2つ選ばないといけないのに1つしか選ばなかったり、間違っているものを選べと言われているのに、問題文を読んでいるうちに正解を探して混乱したり…と凡ミスも多発しています。

とにかく問題を解くための集中力がないのです。

これを「問題文が読めない症候群」と名付けて、今後の課題とする!と一人で勝手に決めたわけです。

1学期が終わっても続けて2学期が始まっていて、今月末からまた分散して定期試験が始まります。(休校とオンラインで科目の進捗がバラバラになった結果、コマ数が消化された教科から試験となっています)

そして、国試では1問につき1分40秒くらい(間違ってるかも?)で解かないと、全問解ききれない計算になるそうです。
今、一問一答すら、問題文が読めないのに、五肢択一を何時間も解かないといけないのです。

定期試験ごときで脳がフリーズしてるとかフザケている場合じゃないんだぞ!しっかりしろ!

と、叱咤激励してそれで問題が解決するなら悩みません。

出来るのなら、脳みそを取り出して、ざんぶざんぶと手洗いし余計な汚れを落とした上で揉みほぐしたい。

今週は焦って問題を解こうとして余計に焦る負のループに嵌っていました。
なので、一旦リセットしてみようと思います。

今日はカラオケに行って、勉強も学校も全部忘れて発散してきます!
昨日漢検を受験してきた娘と、カラオケに数時間こもる計画を立てました。
別の事をして、思いっきり楽しんで来て、気持ちを切り替えた後の集中力はどうなっているのかを検証してみたいんです。
国試までに自分を再起動させる方法を知っておきたいと思うんです。


少し先の自分へ。

本当なら、カラオケに行ってみてどうだったかの検証してご報告するまでを1つの記事にした方がいいのかもしれませんが、ここで終わりにしたいと思います。

記憶力が悪くなるといわれる世代でも、学習方法のを工夫すれば案外通用すること。

それで頑張ってみたけど、燃え尽きちゃってどうしようかな〜?
再起動の方法を身につけることで問題を解決したい!と思っていること。

今日はここまで伝えられたら十分かな。

そして、伝えたい相手は、実は自分だったりします。
数ヶ月後にスランプに陥っている自分へのメッセージ。

解決方法は、また後日まとめて記事にしたいです。
これも、スランプ中に、以前はこんな風に乗り越えたんだな、と思い出せるように。

長期戦です。波は必ずあります。上昇もすれば下降もする。
それをどう制御して、感情も統制して、常に一定の実力を発揮できるか、が重要だと思っています。(今、横文字で表現しようとしたのに言葉が出てこなかった…こんなもんです笑)

とにかく今日は二人で楽しんできます!

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