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社会貢献にも尽力する壽永隆之の『おそうじ本舗』創業秘話から現在手掛けるプロジェクトまで追っていく。

何も無い場所から這い上がって成功を勝ち取るゼロイチのスペシャリスト。

先日、そんな人物を見つけた。

今やテレビCMでも有名で、知名度・信頼度共に高い大手ハウスクリーニングメーカー「おそうじ本舗」は創業当時、月商180万円ほどの赤字経営から始まったそうだ。
当時は需要すら無かったハウスクリーニング業界にフランチャイズシステムを確立させ、自ら加盟店を口説き、研修、チラシを配り、現場に連れて行き経験させるという一人5役をこなした結果、買収価格350億円で大手ファンドにM&Aされた実績・実体験を持つ壽永隆之(スナガタカユキ)という人物だ。

壽永隆之氏は「おそうじ本舗」の創業者であり、現在も介護・保育サービス、Webレピュテーション、AI・アプリ開発、ネット通販、YouTube運営・企画サポート等々、特にデジタル分野での活躍を見せている。

最近では地方創生のため、北海道遠軽町に無料で利用できるワーケーションオフィスを設立させたとの噂だ。

その創業秘話や成功への道のりに感銘を受けた僕の刺激的な日常を綴るブログ、第一作目はこの方にスポットを当てていく。

※このブログは壽永隆之氏のインタビュー記事(壽永隆之氏のゼロから始まる物語|地方創生プロジェクトや手掛ける事業、その実績まで調べてみた)を参考に執筆しています

壽永隆之氏が経営するDBX HLDGS株式会社について

おそうじ本舗創業秘話を語る前に壽永隆之氏のプロフィールが知りたかったのだが・・
名前と顔写真以外にDBX HLDGS株式会社の代表取締役CEOという事実しか分からなかったので、まずは会社紹介からはじめようと思う。

ちなみに年齢は40代半ばくらいだろうと推測している。←

<<DBX HLDGS株式会社の会社概要>>

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【会社名】DBX HLDGS株式会社(ディービーエックス ホールディングス)
【代表】壽永隆之
【資本金】1億円
【事業内容】新規事業プロジェクトマネジメント、システム・アプリ開発、事業投資
【所在地】東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 10階
【顧問】
法務顧問:山﨑法律事務所
危機管理顧問:株式会社国際危機管理機構
税務顧問:OAG税理士法人
労務顧問:OAG社会保険労務士法人
【公式URL】https://dbx-hldgs.co.jp/
【問い合わせメール】contact@dbx-hldgs.co.jp

壽永隆之氏が代表取締役社長を務める「DBX HLDGS株式会社」は、介護・保育施設のマッチングサイト、データベース評判サイト、アプリ開発、YouTube事業などのテクノロジー系を中心に事業投資を行っており、出資から構想設計(グランドデザイン)、適時適格な人材をつなぐコンサルティングまでを手掛けている。

壽永隆之氏が携わる事業一覧~「プロジェクトの依頼が耐えない」というその人物像を深堀り~

💡介護施設のポータルサイト
💡YouTubeアナリティクスアプリ
💡インフルエンサーオンラインスクール
💡企業の評判ポータルサイト
💡インフルエンサーマッチングサイト
💡オンラインサロン
💡SEO・RSEOロボティクス
💡大規模修繕工事管理アプリ
💡オンライン通販サイト
💡地方創生プロジェクトetc.

現在、壽永隆之氏は様々なプロジェクトに携わっており、新しく始める事業の規模や実現方法などを創案するグランドデザインから、出資まで行うその経済力と現場でのシステム開発、そして徹底的な市場調査で儲け続ける仕組みを創り上げる(マーケティング)ゼロからイチを生み続けているのだ。

これは数々の修羅場を超えてきたその経験無しではとても務まらない匠の技とも言えよう!
ちなみに講演会では、“ゼロからイチを達成した後の1から99のマネジメントには興味がない飽きっぽい性格だ”と自ら言語している。

つまり「0から1」、ビジネスのグランドデザイン(構想)からビジネスモデルが確立し黒字化までを成功させることが出来たら、「1から99」そのビジネスを拡大、成長させることには興味がないということになる。

ビジネスはゼロからイチを創る工程こそが最大の山場なのに、壽永隆之氏はその大変さをむしろ楽しんでいるのだ。

周囲の人物たちは、そんな壽永隆之氏のビジネスへ取り組む真面目な姿勢や信念に感銘を受け、「共に仕事がしたい」「この人に頼めば間違いない」とプロジェクトの依頼が絶えないという。

壽永隆之氏の人生を変えた会長との出会い

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壽永隆之氏の人生が180度変わる事になったグループ会長との出会い、そして後に買収価格350億円にも及んだ「おそうじ本舗」の創業秘話についてみていこうと思う。

当時19歳だった壽永隆之少年は、個人事業としてインターネット広告代理業で一般的な新卒の給与の7倍以上稼いでいたそうだ。(もうここで凄い←)
この実績をメディア運営会社代表の高山英之氏(現:長谷川トラストグループ代表取締役)に評価された壽永隆之氏は長谷川グループ会長に紹介されることになった。

しかしその当日、名前も名乗る前にパソコン1つで新卒の7倍稼いでいた事に対し「勘違いするなよ!」と説教が始まったという。
そして「清掃業をやる。月曜日からここに出社しろ!給料は22万円だ。」と言い渡し、その日から長谷川グループの一身になったそうだ。

今僕が分かることは、インターネットが今ほど普及していない時代にパソコン1つで稼いでいたその才能と努力が凄まじいということ、そして一人でも十分に稼いでいた壽永隆之氏を従わせた長谷川会長がそもそも只者ではないということだ。

ハウスクリーニング業界大手「おそうじ本舗」の創業秘話

おそうじ本舗 (2)

「営業して、受注して、現場に入れ。まずは体で仕事(掃除)を覚えろ!」

インターネット業界でのノウハウを持ち実績を残してきた壽永隆之氏だったが、そんな会長の一声で清掃業に一転することに。
それも、お金もない(資本金300万円)、人材も居ない(スタッフ4名)、経験もない、信用も知名度もない、市場(需要)もないところからのスタートだったという。

――――ここで壽永隆之氏の「ゼロイチ理論」が生まれる――――

壽永“何もないことが最大の強みである。市場がないなら自分たちでつくればいい”と新たな価値観を確立したのだった。

そうして何度も挑戦しては失敗を繰り返し、人の2倍速(1日16時間、年間364日勤務)で走り抜いてきた壽永隆之氏だったが、「仕事が終わるまでが勤務時間だ!」という会長の厳しい言葉に「1日が24時間以上あった」と当時をふり返っていたという。(そんなブラック激務、僕は1日で飛んでいるはずだ)

フランチャイズの導入で一気に全国展開!壽永隆之氏の想いとは・・?

「現場を知らない営業が取る見積もりの下手さ」
「現場に出る職人は暇でも営業(チラシ配り)をしない」
「現場で追加注文を積極的に取らない」

創業1年間は直営で運営していたおそうじ本舗だったが、こういった背景から売上が停滞。新たな挑戦としてフランチャイズの導入に踏み切ったのだった。

長谷川会長からの「代理店事業の計画書を作れ」との指示で朝昼は営業、夜は清掃現場、深夜に計画書を進め、ひたすら働き続けたという。

-業界最大手D社をベンチマークにして戦い方を会長より指南-

おそうじ本舗のスタッフが10名程だったことに対し、従業員も売上も百倍以上差のあった業界最大手ダスキン
「追い抜こうなんてそんな無謀な考えはやめておけ、どうせ無理だろう」と呆れて大笑いした関係者たちの中で壽永隆之氏だけは真剣に攻略方法を考えていたそうだ。

壽永隆之氏のゼロから始まる物語|その手掛ける事業と実績を調べてみた (1)

そうして壽永隆之氏は業界最大手との比較を徹底的に行い、すべて逆の戦略をとった。
フランチャイズとして小規模で開業、各エリアに配置。単価を安く設定し大量注文を実現、そして先輩代理店が後輩代理店に日当を支払いながら現場を経験させる仕組みで全国に最速で展開させることになったのだ。

それも壽永隆之氏自らがFC加盟店を口説き、研修、チラシを一緒に配り先輩現場に連れ行き経験させるという一人5役をこなしていたと言うので驚きだ。

「おそうじ本舗」は地域密着型ならではの圧倒的なサポート力と低価格の実現で、誰もが知っているハウスクリーニングメーカーへと成長を遂げたのだった。

「おそうじ・介護・保育」というアナログ業界でデジタル技術を構築

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介護サービス「イリーゼ」や保育サービス「太陽の子」「わらべうた」など、長谷川ホールディングスは介護・保育でも有名ですが、その運営の裏側でアフィリエイト、SEO、ポータルサイト、マッチングサイト、アドセンス、コンテンツマーケティング、サジェストマーケティング、SNS etc.
インターネットを使って年間1,000人以上の人材獲得テクニックを学び、人気の無い職種で数千人の応募を集めた経験が今の壽永隆之氏のビジネスに活用されている。

日本経済新聞「おそうじ本舗」 (1)

そうして壽永隆之率いる長谷川ホールディングスは、買収価格約350億円でイギリス籍の大手ファンドにM&Aされる事になり、外部資本(CVC)の導入後も従来どおり独立性・自立性を維持していくと共に、CVCの強力なサポートを受け成長スピードを加速させていくのだった。

最後に、壽永隆之氏が出資する事業を一部紹介!

壽永隆之氏が出資している事業が面白いので紹介していく。

YouTubeアナリティクスアプリ運営【株式会社PATECH】

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Channel Trackerは、YouTubeチャンネルを伸ばすお手伝いをします
YouTube動画の情報が整理されているのに加え、独自分析レポートもダウンロードできます。トレンド分析やベンチマーク動画の分析ができるので、あなたのチャンネル登録者を増やすことにつながります。(ChannelTrackerより引用)

YouTubeアナリティクスアプリ「ChannelTracker(チャンネルトラッカー)」を運営する株式会社PATECHも壽永隆之氏が手掛ける事業の一つだ。

YouTubeの再生回数やチャンネル登録者数の増加を見込むなら世間の流行や市場を常に把握し、視聴者が求める情報を発信し続けなければならない。
それも独学で調査しても世間に刺さる(バズる)とは限らないのだ。
そんな悩めるYouTuberたちを救うのがチャンネルトラッカー。
自分の視聴者情報やアクセス数、世間でバズっている動画はどれかなどリアルタイムで確認できるので視聴者のニーズが把握でき今後の方向性を定めることができる。その他詳しいサービス内容については公式サイトをご覧頂きたい。

YouTubeを活用した日本最大級のマッチングプラットフォームの運営【株式会社Qooo】

Qoooロゴ

人気YouTubeクリエイターが登録する日本最大級のマッチングプラットフォーム
初期費用なし、定額利用料なしのクライアント(広告主)にとって一番使いやすい販促サポートツールです。(株式会社Qoooより引用)

YouTubeを活用した日本最大級のマッチングプラットフォーム「Qooo(ク―)」を運営する株式会社Qoooもまた、壽永隆之氏が手掛ける事業である。

Qoooは、YouTube広告案件を依頼したい「広告主」とPR案件を受けたい「インフルエンサー」とのマッチングサポートサービスを行う会社だ。
初期費用なし、定額利用料なし、契約が成立した案件に対してのみ手数料20%の費用が発生する成果報酬型システムでYouTubeマーケティングを行うことができるのだ。

「​​​YouTubeマーケティングを活用したいが難しそう」「事務所が絡むと手数料を高く取られる」「長期的に付き合えるインフルエンサーと出会いたい」など、PR案件を依頼したい広告主(企業)の悩みがクリアできると共に、「案件をたくさん受けて収入を増やしたい」「やりたい仕事、好きなものだけPRしたい」「そもそも案件の受け方が分からない」などインフルエンサー達の悩みもクリアにできるということで現在注目されているマッチングサイトである。

介護施設のポータルサイト「介護の評判」「保育の評判」の運営【株式会社Banana-Tech】

Banana-Tech logo 横 (2) (1)

「介護の評判」とは、介護施設で働く人と介護施設を利用している方の口コミを集めたサイトです。 現職員や元職員、施設を利用されていた方やそのご家族からの口コミを投稿していただくことで、リアルな施設の内部の情報を閲覧することができます。(介護の評判より引用)

介護施設のポータルサイト「介護の評判」「保育の評判」の運営する株式会社Banana-Techも壽永隆之氏が出資する事業の一つである。

介護の評判は、全国の介護老人ホーム、高齢者介護施設での従業員の口コミ、利用者の口コミ、看護医療体制、介護サービスの情報を感情分析人工知能(AI)を用いて施設ごとに分析することで、「介護サービス利用者」や「介護職従事者」が安全に選択し利用できるようにと創られた口コミ評判サイトなのだ。

壽永隆之氏の社会貢献への取り組み|2022年4月「ワーケーションオフィスENGARU」設立

静寂な森の中でワーケーションという働き方を
北海道・遠軽町白滝の森の中に佇む、煙突屋根の「自家焙煎珈琲と森のお宿 森の暮らし」。北海道・遠軽町丸瀬布の山林深い場所に位置するコワーキングスペース「ワーケーションオフィス ENGARU」。
どちらも、大自然の中で体を休めながら働くことのできる複合施設です。
都心の企業にとってのサテライトオフィスやテレワーク拠点として。そして、地域住民の方々にとっての“公民館”的スペースとして。(遠軽町「森で、はたらこう」より引用)

2022年4月に開設したのは、北海道遠軽町のコワーキングスペース「ワーケーションオフィスENGARU🌳」だ。

ワーケーション④ (1)

ワーケーション③ (1)

ワーケーション② (1)

施設は白樺で創り上げた原木パーティションや中央の暖炉スペースなど遠軽町の自然を活かした、癒しの空間が広がっている。

その他電話やオンライン会議ができる個室、Wi-Fi、コンセント、貸出用PC21台など、働きやすい設備も充実している。

しかも壽永隆之氏が手がけたこのワーケーションオフィスENGARUの利用料金は“一切かからない(無料)”という。

周辺には観光スポットや温泉施設も充実しているので、仕事目的だけでなく家族旅行先としても人気が出そうだ。

挑戦を重ね、成長し続ける壽永隆之氏に今後も注目したい

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今回は「おそうじ本舗」の創業者である壽永隆之氏について紹介してきた。

ハウスクリーニングの需要すらないところからスタートし「おそうじ本舗」を大企業へと育て上げたその背景を見ると、20代前半という遊びが一番楽しい時期に一人5役で寝る間も惜しんで挑戦し働き続け、誰に笑われても出来ると信じて本気で取り組み努力してきたからこその結果だと感じた。

そして壽永隆之氏が魅せるその成功裏には、いつ何が起こっても対応できるよう常に先を考え、情報収集を行い、時に信頼する人に相談しながら“常に臨戦態勢を整えている”という背景が見えた。

重要な決断を強いられた時にも3秒以内、即決で答えを出すそのスピード感で幾度たる壁を突破してきたのだろう。

特にビジネスの現場では「即断即決」できるスピード感を持つ人物は目立つし、周囲に与える影響も大きい。

そんな信念を持つ壽永隆之氏が現在取り組む「ChannelTracker(チャンネルトラッカー)」「Qooo(ク―)」「介護の評判」「地方創生プロジェクト」といった事業の発展と活躍に今後も期待大である。



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