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【記載中】伊藤塾沖縄スタディツアーの感想

はじめに

12/9〜12/11の伊藤塾の沖縄スタディーツアーに参加してきました。
とても貴重な体験をすることができたので、感想を残しておきます。
全体の感想として、まず、スタディツアーの名前の通り初めから終わりまでずっと勉強でした。水族館やリゾート観光はほぼなかったですが、これから法律家を目指す者として偏見なく知っておいた方がいいことをたくさん知ることができたのでとてもよかったです。
日程はかなりカツカツで食事の時間は30分程度しかなく、トイレまで終えてバスに戻る必要がありました。とても大変でしたが、そのおかげでたくさんの場所を回ることができました。個人で沖縄に旅行に行ってもこんなにたくさんまわることはないと思います。
バスの中ではツアーガイドさんと伊藤塾の職員の方が常になにか話してくれていて日程がしっかりと組まれているツアーだと感じました。お金は予め払った分だけで大丈夫で、現地では食費や宿泊費は全くかかりませんでした。二日目の飲み会だけ任意参加で現地で3000円払いました。
勉強内容は沖縄戦や基地問題に関するものが多くてとても重い内容だったので旅行から帰った後1週間くらいは自分の中で消化するのに精一杯で記事を書く元気もありませんでした。忘れる前にメモを書き留めておきたいと思い、記事を書くことにしました。
現地で見聞きしたことをできるだけそのまま誤りの内容に載せているつもりなのですが、知覚、記憶、表現、叙述の過程を経て誤りが介在している可能性がないとは言い切れないので、もし誤りがありましたらDM等で教えていただけると嬉しいです。

12/9

大阪伊丹空港の近くの東横インに前日入りして、12/9日の朝8時の飛行機で大阪伊丹空港から那覇空港に向けて出発しました。
沖縄に行くのは初めてだったのでとってもわくわくしていました。
那覇空港に着くとバスに乗って移動しました。参加者は50名くらいで社会人受験生や伊藤塾の新人社員が多く、学生は10人もいませんでした。

嘉手納基地

那覇空港からバスに乗って移動しているとまずは嘉手納基地が見えてきました。バスガイドの方が嘉手納基地について説明してくれました。

チビチリガマ

最初はチビチリガマの見学をしました。
1つ目の見学場所からとても重かったです。

チビチリガマ

コザ

次に現地のガイドさんと一緒にコザの街歩きをしました。
コザは嘉手納基地の第二ゲートの近くにある街です。
英語表記の看板やドル表記のメニューがあったり、TATOO屋さんが100mおきにありました。
嘉手納基地が近くにあり、アメリカの軍人とその家族だけでなく、基地経済を目当てに各国からやってきた外国人がたくさん住んでいるそうです。ちなみにアメリカ軍の軍人の家賃は国防費から出るため、基地周辺の家賃は高めに設定されているらしいです。

コザ騒動の話などを聞きました。
髭ダンディズムのPVの撮影地にもなっている建物がありました。
バーには沖縄で訓練をしてベトナム戦争に行った兵士たちがお金を預けて最後の1ドル札に自分の名前を書いて壁に貼り付けて遺書の代わりにしたバーがあるそうです。

街歩きの後半では宮永英一さんのコンサートを聞きました。
ベトナム戦争の時代に、アメリカ各地から徴兵された米兵が音楽を聞きに来ていたそうです。ベトナム戦争でアメリカの敗戦が濃厚になってくると、沖縄で訓練をしてベトナムに行く兵士たちも恐怖を感じ始めて、音楽やお酒がとても流行ったらしいです。

コザ

金城

1日目の夜は金城という場所で飲み会でした。
金城では朝まで東京で強盗罪の講義をしていた伊藤塾長も合流してRyutyさんの演奏を聞きました。

12/10

辺野古

辺野古の生態系等を学びました。
座り込みは機材の搬入がある平日に行っているそうです。ひろゆきみたいに座り込みはしていないと誤解を招く発言をするのは良くないと思いました。ネットの情報だでなく現地に行って直接話を聞いたり、自分の目で見ることの大切さが分かりました。
ジュゴン訴訟についてお話を聞きました。
日本の裁判所では原告適格が認められなくても、アメリカの裁判所で文化財保護法を根拠に裁判ができたことを知りました。
2日めにして初めて法律関係の話が出てきたのでわくわくしました。
ジュゴンの訴訟について本気で調べて勉強しようと思うととても時間がかかりそうだったので時間のある時にしっかり腰を据えて勉強しようと思いました。
勉強も大切ですが、現地ではまず直接感じることが大切だと思いました。
次にビーチコーミングをしました。
地元の漁師さんが貝殻を使ったアクセサリーの作り方を教えてくれました。
どこかのテレビ番組ではトンネルを抜けると反対派のアジトで危険だから近寄れないと報道したらしいですがひどい話だと思いました。
現地に行って直接お話を聞くことで、ニュースや新聞記事の見え方が変わることを実感しました。
沖縄に限らず判例集に載っている土地で直接行ける場所があれば行ってみたいと思いました。

恩納村

サトウキビ刈り
サトウキビ刈りでは斧と鎌を使いました。まずサトウキビを倒して斧で根っこを切り、次に先の別れた鎌で枯葉と先の青い部分を落とします。
サトウキビは高さ2m、直径3cmくらいあり思ったより重労働でした。一本あたりの単価は10円程度で実際にはハーベスターという機会を使って収穫をしているそうです。

サトウキビ刈り
黒糖作り体験

佐喜眞美術館

佐喜眞美術館沖縄戦の図を見学しました。
沖縄戦の図は

12/11

斎場御嶽

琉球王国で聖地とされていた斎場御嶽を見学しました。

ひめゆりの塔

ひめゆりの塔を見学しました。
学生生活を送っていた学生が動員されて陸軍病院で働いたそうです。
解散命令が出されてからは

平和公園

平和公園でご飯を食べました。
沖縄スタディーツアーは見学場所が多くて時間がぎりぎりで参加者同士で話す時間があまり取れていなかったですが、ここでたくさん話すことができました。

アブチラガマ

アブチラガマの見学をしました。
沖縄はサンゴ礁が隆起してできており、天然の洞窟であるガマがたくさんあります。
アブチラガマは陸軍病院として使われていたそうです。

12/20

12/20に辺野古の新基地建設問題に関する判決が出ていました。
普段だとニュースを見ても聞き流して終わっていたのですが、今回は関心を持って見ることができました。
スタディツアーを通して現地の様子を自分の目で見たり現地の人と話したりすることでニュースの見方も変わってくると実感できました。


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