働き蟻理論

働き蟻の法則というのがあるみたいですね。集団の中で2割はよく働く。6割は普通に働く。2割は怠ける。人間にもある程度当てはまるのかなーと考えたりします。結局日本人は順位をつけて教育をする事が多く、最下位となってしまう人がいる。その人が与えられたレッテルの闇深さ。

さて、働く、働かないという視点ではありませんが、勤勉さというカテゴリーでクラス内の分類訳をしたいと思います。

○言われなくても真面目にできるタイプ
世間的には優等生と言われるタイプです。『優等生でいないと私が存在する意味がない』とまで考えてしまうような育て方をされた方もいそうです。

○(全体に)言われたら真面目にやるタイプ
空気を読むのが得意なタイプ、敏感なアンテナがあるタイプかなと思います。

○(個別に)言われたら真面目にやるタイプ
少しやんちゃ、でもできないタイプではない。自分に対しても相手に対しても、あらゆる意味で素直だという印象があります。

○言われてもできないタイプ
教師はこのカテゴリを『落ちこぼれ』としてしまいますが、ここはもっと細かく分類してみたいと思います。

◎全くやる気のないタイプ
やりたくないからできない、の理論です。動機づけによって化けそうです。

◎真面目にやる事に抵抗があるタイプ
『不真面目な自分』がアイデンティティの場合が当てはまりそうです。のび太くんが「誰かが最下位にならなきゃいけないのなら、僕が引き受ける」と言ってますが、多分ここのカテゴリです。本当は能力が高い人もたくさんいそうです。

◎やりたい気持ちはあるけど、結果的にどうしても出来ないタイプ
ADHDが当てはまりそうです。自覚のない未診断のADHDの場合に「ちゃんとしたいのになぜかできなくて怒られてしまう。自分は本当に駄目なやつなんだろうか」と自己否定が強くなりそうです。

例外として「環境が不適切なタイプ」がありそうです。大げさな例えですが『高校数学の授業を受けている小学生』があると思います。

このようにカテゴライズすると、どうやら『大人が勝手に決めつけた落ちこぼれ』はほぼ存在しなくて、環境を整えるかアプローチの方法を適切にする事が最も大切かなと思います。

※完全なる個人の主観です。理論的ではありません。

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