2019年BEST BLBUM TOP5

みなさま、明けましておめでとうございます！！！

年末年始は友達を家に呼んでのんびりすぎしました〜

妹がジャニオタなのでジャニーズカウントダウンを見ながら年越しをしました！キラキラしていた！

さて、もう2020年になってしまいましたが、ここらで2019年のお気に入りアルバムベスト5を発表したいと思います〜！パチパチ〜

これは本当に独断と偏見だし、最近はアルバム単位で聴くことも少ないかなと思います...

でもやっぱり作品としての重みがあって、そのアーティストの個性が大きく出るものだと思うので、今回はアルバムで選びたいと思います！

さあ早速行ってみよう！

NO.1 ゆるふわギャング/CIRCUS CIRCUS

ゆるふわのことは書くと気合いが入りすぎて長くなってしまうので、もし知らない方がいらっしゃいましたら各自調べてくださいすみません...

簡単に言うとNENEとRyugo Ishidaの二人がMCでプロデューサーはAutomaticの3人組のヒップホップグループです。

このアルバムは2019年一番聴いてしまいました...

ゆるふわギャングと言えばプロデューサーはAutomaticですが、このアルバムはカナダの音楽プロデューサーであるRyan Hemsworthとタッグを組んだものです。

普段はラッパーのTory Lanezや、R&BシンガーのTinasheにビートを提供することが多いですね。

とにかく全曲攻めていて、普段以上に危うい雰囲気で、マリファナのことを歌ってる楽曲が多いです。

シングルカットされていた「Fresh All Day」は悪い雰囲気漂うトラップビートで、太いビートと二人のサイケな雰囲気のラップも合間ってやはりすごくイリーガルな感じに聴こえます...

私が去年Apple Musicで一番聴いた曲だった1番目の「Shining」も、とにかくゆるふわのライブで最初にやる楽曲としてめちゃくちゃ盛り上がります！！

楽しいな、早くゆるふわのライブ行きたいな。

とにかく最高に上がれるアルバムです！

NO.2 YG/4REAL 4REAL

YGは言わずと知れたロサンゼルスはコンプトン出身のラッパーで、あのデフ・ジャムともディールした経歴を持ちます。

これは私も知らなかったんだけどYGはYoung Gangstaの頭文字らしいです、当たり前の話だったらすみません。

YGはビートメイカーのMustardと組むことが多く、今回のアルバムも多くの曲を彼と組んでいますね。（曲の先頭にプロデューサーネームタグがついてるからわかりやすい！ありがとう！）

そしてこのアルバムですが、今年亡くなってしまったNipsey Hussleに追悼を捧げた意味もありまして、13曲目の「My Last Words – Nipsey Tribute」には彼の追悼式で、YGが捧げたスピーチの音声が使用されています。

特に私が聴いた曲はシングルカットもされていた4曲目の「Go Loko」で、この曲はTygaとJon Zが参加しています。

全体的にラテンっぽい雰囲気で、南米訛りのスペイン語のヴァースも入ってます。

また、その次の曲「Stop Snitching」はずっと「チクるな、告げ口するな」と言ってる曲で、今年ヒップホップ界のみならずアメリカの紙面を賑わせた6ix 9ineのことを話題にする際によく使われた曲でもありました...

やはりブラッズのメンバーとして行きて来た生粋のギャングスタはストリートの掟には厳しい...

他にも、Valee、Boogie、Rose Gold、Meek Mill、Arin Ray、SAFE、G-Easy、Ty Dolla $ignなどの豪華メンツが参加しているし、まじで全曲良いので、今一度聴いてみてください〜

YGさん、2020もアルバム出るかな〜

NO.3 Summer Walker/Over It

Summer Walkerはあのアトランタ出身のR&Bシンガーで、このアルバムによって一気に有名になったように思います。

このアルバム本当に全部良くて！

全曲ビートメイカー/プロデューサーであり彼女のボーイフレンドであるLondon on da Trackがビートを作成していて、普段彼が作っているようなヒップホップのビートとはまた一味違うしっとりしていてセクシーだけど、キャッチーさも兼ね備えたビートになっていて、二人がカップルだからなおさら良い雰囲気にかんんじてしまうアルバムです。

最後の曲である「Girls Need Love(Remix)」ではドレイクを客演に迎えていて、これもまたすごいヒットしていました。（ドレイク強し！）

私が好きな曲は5曲目の「Come Thru」で、もう歌えるレベルで聴き倒しました。

早くカラオケで歌いたい〜

この曲は渡辺志保さんのラジオの解説で知ったのですが、元々はこの曲自体にも客演として参加しているシンガーのアッシャーの「You Make Me Wanna...」と言う曲が元ネタになっており、最後のパートではアッシャーがその原曲の一節を歌っているんです。

この情報を聴いてから元ネタを知って聴いてみたんですが、こっちも好き...

しっとりしたい気分の時やロマンティックなバイブスの時にぜひ聴いてほしいアルバムです。

NO.4 YBN Cordae/The Lost Boy

このアルバムもヒットしましたね〜

YBNクルーの中であまり目立っていなかった存在であるYBN Cordaeはこのアルバムによって確固たる地位を築いたと思います。

彼のラップスタイルはすごくオールドスクールな感じで、どちらかと言うと他のYBNクルーとは違った雰囲気なんですね、それも面白い。

ビートもサンプリングを生かしたメロディアスなものが多くて、聴きやすいし、それでいてキャッチーすぎない。

曲としてはトラップの「Have Marcy」やスキットの「Sweet Lawd (Skit)」、「Bad Idea (feat. Chance the Rapper)」あたりが大好きでした。

Bad Ideaは本当に何回も繰り返して聴くくらい好きで、Chanceのアルバムがちょっとキャッチーすぎたように感じたのもあり、この曲は本当に良いバランスで最高でした。

これも教えていただいた話何ですが、Bad Ideaの元ネタはRoberta Flack&Donny Hathawayの「Be Real Black for Me」と言う名曲（めちゃくちゃ良い、泣いてしまう）で、あのScarface先輩もサンプリングしたことで有名（こちらも名曲！）らしいです。

Scarfaceの方はMVも短編映画なみに良いのでぜひ見てほしいです。

そしてYBN Cordaeのアルバムも全曲ハズレなしだから、今一度聴いてほしい！

そしてグラミーもとってほしい！

NO.5 舐達磨/GODBREATH BUDDHACESS

最後は日本語ラップから、絶対に外せない舐達磨をチョイスさせて頂きました！

今年は彼らの名前は本当によく聴いたし、イベントなどでもライブを拝見する機会が多かったです。

このアルバムはそんな彼らが満を持してドロップしたアルバムで、もちろん捨て曲なし、全部最強のアルバムです。

ビートはGreen Assassin Dollarと7seedsが手がけており、Youtubeで死ぬほど見た「LIFE STASH」や「FLOATIN'」も収録されています。

かっこいい...

楽曲はもちろん、私は日本とかのレベルを超えてかっこいいと思っています。

海外の人にも聴いてほしい！！

GADさんのビートはサンプリングを生かした、しっとりしたものが多く、舐達磨の3人のドープなラップにすごく合っていて、ライブでも聴き入ってしまいます。

特にバダサイさんのヴァースのパンチラインが最強で、イリーガルでアウトローなんだけど、それでいて本当にそのラインが彼らの現実だからこそ、私たちの心にもすごく響くしかっこいいと思います。

最近新しく「100MILLIONS」のMVも公開されたので要チェックです！

APHRODITE GANG勢揃いと言う感じですね、いかつい！

それにしても何で彼らの曲はこんなに泣きそうになるんでしょうか。

3人の個性がそれぞれすごく不可欠で、一番良いバランスで作用し合って舐達磨が出来上がっているな、とつくづく思わされます。

最後に

今回選んだアルバム以外にも、H.E.RとかAri Lennoxとか、最高でさいっこうなDreamvilleのコンピとか、年末に出たLEXくんのアルバムとか、他にも田我流さんのアルバムもよく聴いたしMustardもよく聴いたし、挙げだしたらキリがないんです！！！

2019年は日本でもヒップホップは本当にあつかった！

2020年もどんな良いアルバムが出るのか、すごく楽しみです！

みなさん、良い年にしましょう〜！！！

みのり