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アバウトな珈琲自家焙煎講座⑤**銀杏炒りで焙煎編/補足の巻**

焙煎の補足

煎ったあとどうするか。書き忘れたので少し補足する。

ここで焙煎を止める!と思ったらすぐに煎った豆をザルへ空けて急冷する。そうしないと余熱で焙煎が進んでしまうからだ。

ドライヤーの送風で冷ます方法もあるが、私はうちわの方がまどろっこしくなくて良いと思っている。冷ませばよいので方法は好みで。

豆が熱くなっているので軍手をした方が無難。ヤケドに気をつけないといけない。

匂いとチャフ

コーヒーの焙煎で悩ましいのは、匂いとチャフの問題だ。こればかりは妙案がない。

多くの人はコーヒーの匂いを「いい香り」というが、それは少量の豆を挽いたり、カップ一杯のコーヒーのことで、大量に焙煎した匂いはかなりキツい。自宅で焙煎するときはご近所様のことを考え考えやった方が賢明だろう。

また、焙煎するとチャフという薄皮が舞う。これもかなりの量になるので厄介だ。豆を水洗いしてから煎るとチャフが少なくなると聞いて試したことがあるが、ほとんど変わらなかった。

この二つにめげて焙煎をやめる人は多いと思う。私も一時やめていた理由はこれだ。

飲みごろ

焙煎したての豆を通常は飲まない。抽出しても、湯に粉が馴染まず味がしっかり出ないからだ。

焙煎直後の豆からはガスが出ていて、それが落ち着くまで3日くらいかかる。飲みごろはそれからだ。

せっかく焙煎したコーヒーだから、早く味見をしたいと思うのは人情だが、美味しく飲むのなら焦らないことだ。ただ研究のために飲んでみるのは悪くない。ドリップのときの泡だちが凄いので驚かないように。

以上!
Don’t think.Feel...

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