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まだ無職だ!

まだ無職だとは思わなかった!
びっくりするほど無職だ!

2月に退職して今の今まで無職。
働かない選択や肩書きをおろすことは結構人の心を蝕むことだけど、むしろ元気に生きている私って凄いのでは?と思います。

転職がとても多い。
HSS型HSPと気付いてから初めての退職。
HSPには合わない職歴。
直近はコールセンターのSV。
また合わないところだったらどうしようという不安。
合わなけりゃ辞めれば良い、というのも結構気力を使う。
その不安がどこかの組織に属して仕事をするビジョンが浮かばなくさせる。
求人を眺めていても、ここで働きたい!というものが無い。
ひとりで仕事をするにしてもカフェを続けられなかったという、おそらくこの気持ちは成功する自信が無いというもので腹を括れない。

なんだって人のせいにできる。
退職に追い込まれたのも、時間外労働の多さも、労働環境のことも。

街を歩いて見上げれば言葉が生まれたのに生まれなくなって、紙に書き出せば自然と短歌や詩が書けていたのに書けなくなってしまった。
湧き出す何かが無くなったような感じ。
あの頃からだなぁと、これも人のせいにできる。

その人たちのせいで今無職で、お金を稼いでなくて、何にも肩書きが無いのか。
と、恨むこともできる。

でも、そうじゃない。
人のせいにしたり恨むのは簡単だけど、やりすぎると抜け出せなくなるし、そういう時間がもったいない。

何よりも、どんなに理不尽なことがあっても人のせいにする時間を長くせず、前を向いて進む人というのをこの無職の期間にたくさん見た気がする。
そして、その人たちの何と格好いいことか!
自分の人生を生き切ってやろうじゃないかという気概を感じる。

だから、前を向いて進む。

自分の中のネガティブをかき集めて、ひとりで思う存分落ち込むこともできるけど、やっぱりそれも時間が少しもったいない。
大切なことでもあるけどね。
文字にするとウダウダ考え過ぎなだけなのかもと少し客観視できる。

まずは、無職でも短歌が書けなくなっても良いじゃねぇか、と自分を肯定する。

弱点と強みと生きやすくする術は歳を経るにつれて揃ってきた。

言葉が生まれなくなったのも、自分の中の豊かさを増やして泉を作ったり、毎日少しずつ言葉を生み出す練習をするのがきっと良い。

徐々に社会との接点を増やして、無理のないステップで前に進むのがきっと良い。

遅すぎることは何も無いと思うので、焦らず、ゆっくりと。
逃げても良いから、自分の人生を楽しく生き切らないとね。

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