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三次元的ハイファイAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gを買い戻したので聞いてほしい


初めて所有した大口径単焦点レンズでした。
f/1.4の世界が醸し出すトロけるようなボケ感や、時々顔を見せる超絶立体感!これがとても俊逸で気に入っておりました。

しかし1年ほどで手放しました。

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-手放した理由-

絞り開放ではピント面ですらピンが来ているのか来ていないのかよく分からないくらいの解像感。よく言えばベールに包まれたような甘くて優しい描写。ところが当時の自分は完全なる解像感不足、シャキッとしない、そう捉えてしまったのですよね。


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当時使っていたD850でAF微調整を何度設定し直したことか!
どこにピンが来ているのか分かりにくいので、この辺だろうな~と設定するも、翌日には、あっ!やっぱりこっちだったかな?と再調整。。。それを日替わりで繰り返すものの、どう設定しても納得できず。。。AF微調整すらうまくできませんでした。20万円弱もする高級レンズがこんなんでええんか?それともハズレを握ってしまったのか???これが当時の心の声でした。


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-もう一度使ってみたくなったー

その後、色々なレンズを経由しつつ、少しは経験も積んできてレンズのことがわかるようになってきた今「自分が三次元的ハイファイを理解していなかっただけだった。あれはあれで価値のある個性だったんだ」と手放してしまった後悔の念がじわじわじわじわ襲ってきつつ、そう思うと、もう一度使ってみたくなったんですよね。そう思わせる魔性のレンズといったところでしょうか。

ってことで大三元ドナドナ余剰金のおかげもあって買い戻しました。


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-再び三次元的ハイファイの世界を探りたい-

ピン面の解像が欲しい時はZレンズを使えばいいや。
58mmでは58mmでしか撮れないような写真を撮っていこう!今度こそは三次元的ハイファイを体現できるようにしたい!そう思っています。と言いながらも、今でも三次元的ハイファイがどんなものなのかを完全に分かっているわけではないのですけどね(-_-;)

2枚目の「鐘」作品。ピン面から連続的になだらかにボケ感が溶けていく感じ。。。これが三次元的ハイファイ???違う???な~んて。

しっかし、久々に使ってみた58mm。開放では相変わらずピンがバシッと来ませんね(笑) でも、なんとなく優しい気持ちになれますね!


掲載の写真はすべてNikon Z7 + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gで鎌倉散策した時の作例です。

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それではこの辺で
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