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公道走行可能な電動キックボードの選び方

こんにちは。公道走行可能な電動キックボード専門店SWALLOWです。

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はじめに、最近になって電動キックボードの実証実験も始まり、関心を持った人も多いのではないでしょうか。しかし、昨今の情報量が多い今、「どの電動キックボードが自分に合っているのか?」、「性能の比較がいまひとつしっくりこない」と、一歩踏みとどまってしまっていませんか?

そこで今回は、電動キックボードをどう選べばよいかというお話しを。

種類が増えた電動キックボード

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まず、購入、検討時のポイントを4パターンに分類してみます。

1.公道走行可能なものを選ぶ
2.利用シーンで選ぶ
3.スペックで選ぶ
4.購入後のサポートで選ぶ

1から4のすべての条件を満たす電動キックボードが、自分の求める仕様に近いものとなるでしょう。

1.公道走行可能なものを選ぶ

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現時点(2021.05末現在)では、電動キックボードを個人所有する場合には、原付として登録が必要です。

それ以外のものでは、私有地内を走行することは可能ですが、他の交通や、歩行者がいる場所では使用ができません。例えば、公園、歩道、河川敷、サイクリングロード、駐車場などが、この条件に該当します。もちろん、公園や駐車場で、管理者の許可が得られれば問題ありませんが、勝手に走ることはできません。

したがって、日本国内で電動キックボードを使用するということは、事実上の原付登録が必須と考えるべき状態です。
SWALLOW含め、日本電動モビリティ推進協会に加盟するメーカーでは、この点には十分な配慮をしています。

2.利用シーンで選ぶ

2-1.通勤通学で

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通学で毎日のように利用すると、充電回数も増え、バッテリーをギリギリまで使うケースが増えます。また、通勤通学では、迅速な移動という点もポイントで、この条件を満たす機体が必要です。

したがって、坂道が多い通勤通学では、平地で30km/h以上出せる機体でないと、坂道を30km/hで上ることは到底不可能です。そこで、30km/h以上出る機体、10Ah以上のバッテリーを搭載する機体を選ぶとよいでしょう。

2-2.近所のお買い物で

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ちょっとコンビニまでや、ちょっとスーパーまでなどの利用では、駐輪場に止めやすいことや、収納・展開が簡単など、取り回しの良さが重要です。

モーターやバッテリーの性能は、あまり重視する必要はなく、重量は重くても20kg以下のモデルを選ぶとよいでしょう。

2-3.車+レジャーで

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レジャーで行く先は、道路がきれいとは限りません。砂利道や、砂地、酷道(コクドウ)や険道(ケンドウ)なんてこともあるでしょう。こういった道路では、余裕のあるモーターやバッテリーの性能を、動きのいいサスペンションを搭載しているとよいでしょう。

サスペンションも付いていればいいというわけではなく、ストロークが大きくとれるスイングアームのような構造をもつものがよいでしょう。スイングアームは、バイクのリア側によく採用される構造で、そのスムーズな動きは、他の構造より格段に上です。

2-4.輪行(電車)で

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輪行するときは、通常「輪行袋」に入れる必要があります。可能な限り軽い車両を選ぶことになりますが、電動キックボードの重量の半分は、モーターとバッテリーの重量です。現状バッテリーの容量が大きいものになると、必然的に重量も増し、どの程度の重量でマッチングすべきか悩みどころ。

SWALLOWでは、15kgから20kgの間で、バッテリー性能と重量をマッチングさせることが重要と考えています。

取扱商品:ZERO9専用 トレインカバー (輪行袋)

3.スペックで選ぶ

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選択基準は、使い方でまちまちです。しかし、基本の性能として次の3つを満たせば必要十分と考え、バッテリーが10Ah以上、重量20kg前後、サスペンション付きというのがポイントになります。

また、公道走行の条件としてライト類が重要視されますが、最も重要なことがブレーキです。法律上、2系統以上の物理ブレーキ(最低でも自転車と同じ仕様)が必要で、電子ブレーキはこれに含まれない見解が、国土交通省より示されています。

加えて、スペックを比較する時に重要になるのが、バッテリーの性能と、モーターの出力です。

例えば、弊社のZERO9を例にすると、「48V 13Ah(バッテリー性能)」、「600W(モーター定格出力)」となっています。
バッテリーの性能を、モーターの出力と照らし合わせるために、48(V)*13(Ah)で624Wh(ワットアワー)と計算するとわかりやすくなります。

このことから、モーターの出力600Wでずっと走行したら、およそ1時間バッテリーが持つということになります。常に全開というわけでもないので、平均300Wで走行すれば2時間と考えることもできます。

このような計算から、航続距離を考え、30kmから40km走行が可能となるモデルを選ぶと安心です。

4.購入後のサポートで選ぶ

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格安のモデルでは、部品交換やサポートが含まれない商品がほとんどで、商品不良のクーリングオフには対応をする程度の最低限のものがほとんどです。

そういったモデルでは、タイヤがパンクすれば、自分で適合品を探し、分解、交換、組み立てと一通りの作業が必要になります。
また、長期の利用でバッテリーが経年劣化した場合、スマホ同様の仕組みの電池ですので、すぐに消耗しきってしまうという可能性があり、走行距離が著しく低下します。

消耗したバッテリーを交換するためには、車体を分解し、基盤に接続されるバッテリーを交換し戻す必要があります。
電気を伴う作業ですので、配線がショートすれば、出力を制御するコントローラーや、新しいバッテリーそのものが使えなくなってしまう可能性があります。

SWALLOWでは、部品の在庫をストックしていますので、部品のみの販売や、店舗での交換作業(要予約)もしています。

SWALLOWのZERO9、ZERO10X

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弊社の扱うZERO9ZERO10Xは、アフターサポートも充実しており、タイヤ交換やバッテリー交換、充電ポートの交換なども行っています。

車両も、ZERO9は50cc、ZERO10Xは125ccに相当するハイパワー仕様で性能十分。バッテリーも、航続距離30km以上の走行を可能にする性能のものを搭載しています。
また、ZERO10Xでは、バイクのようなサスペンションを採用し、砂利道でのスムーズな走行も可能にしています。
ZERO9にはツインダンパーを採用し、街中でのキビキビした走行を可能にしており、どちらも高性能な車体になっています。

※ツインダンパーとは、ひとつの車輪に対して、2本のサスペンションが取り付けられたものです。サスペンション自体の受ける衝撃を分散して長持ちさせたり、衝撃の許容量を増やす効果があります。

重量も軽量で、特にZERO9は600Wモーター搭載モデルとしては軽量の18kg、ZERO10Xはモーター2個、大型のバッテリーを搭載しているにも関わらず、35kgとなっています。折り畳みも可能ですので、車両への積み下ろしや、輪行もしやすい車両になっています。

ZERO9が11万9800円、ZERO10Xが26万9800円となっています。この価格は、新車の原付の半額程度になっており、ゆるキャン△で有名なVino(50cc)は20万円前後、人気のPCX(125cc)は35万円からとなっており、新車としてもお買い得です。

ZERO9は、電動キックボードデビューにおすすめのモデル、ZERO10Xは、電動キックボード通でも楽しめる仕様になっています。
SWALLOWでは、試乗も随時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

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電動キックボードZERO9-商品ページ
電動キックボードZERO10X-商品ページ

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