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何度でも観たくなる私的推薦アニメ&漫画【Girls主役編】

ExcelのMOS試験まであと数日という時でした。
そんな息詰まる時、「息抜きしてぇなぁ!」とよく叫ぶことがありました。
不意にアニメが観たくなり、サブスクを開きました。

サボりではありません!
息抜きですよ!?

夏の風物詩コミケも終わった今だから、私的無性に観たくなる《女の子が主役》のアニメ&漫画4選します。


こだわりオタク集団「映像研には手を出すな!

大童澄瞳先生原作のNHKアニメです。放送されたのは2020年。もう4年も経つのか!と、驚いた。それでも何度も観たくなります。

Netflixユーザなので「配信終了になってないよね?」と、胸をドキドキさせられますが……観られました(安堵)。

「高校生3人がアニメ制作に青春を捧げている」と解説すれば聞こえは良いですが、制作沼のオタク少女たちです。

冒険家になりたかった少女は、設定オタクに。イメージボードに無我夢中(部活立場では〝総監督〟)。
俳優の両親に薦められ人気モデルでありながら、実は人物の動きに興味があるアニメーター志望(部活の立場では〝キャラクターデザイン兼動画監督〟)。
祖父母の店を手伝うことでお金を稼ぐことに楽しみを感じ、以後お金に拘ることになる少女(部活の立場では〝プロデューサー〟)。

三人三様濃いキャラが掛け合い、討論し合い、時には対立譲り合いを繰り返してアニメを作っていく青春ストーリーです。

映像研究部こと映像研に《音》に拘る〝音響監督〟の少女が加わり、創作アニメが更に深みを増していきます。

タイトル通り「映像研には手を出すな!」。
うっかり手を出すと、彼女たちの深みにハマらされます。

街の造りやら世界観が混雑しており、いい意味で混沌とした構図は引き込まれるはず。私は大友克洋先生のAKIRAを読んだ衝撃と似た感覚がありました。

アニメでは、現実のアニメ画と空想世界のラフスケッチを交差させてるのが、ちょっとした中毒性を感じさせます。

アニメ監督、湯浅政明氏(私の好きな監督)のが巧み。ノスタルジーを感じさせます。まるでセル画を観ているようなアニメーションなので、中高年にも受け入れやすいと思います。

ソロキャンと山梨聖地巡礼の火付け役「ゆるキャン△

私はアニメから入り、原作を大人買いしました。

あfろ先生原作。アニメは1〜3期まであります。
山梨県(時々県外)を舞台に女子高生が、タイトル通りにゆるーくキャンプをする物語。女子高生がキャンプを始め、楽しさにのめり込んでいく日常系ストーリー。

なにより、いやらしさがない!(重要)

「映像研」の方もそうですが、女子高生の百合感(専門用語すみません。)がない。真っ直ぐな日常・非日常を謳歌しているのが良いのです。

何故リピートしたくなるのか。
彼女たちに羨ましさを感じさせるから?
自然の中で美味しいものを作り、焚き火を眺め、ゆるりと過ごす時間が恋しいのかもしれません。
まぁ、いきなりソロキャンするぞ!と準備する勇気はありませんが(笑)、アニメを観て空想かき立てるのも悪くはないでしょう。

小さな世界のスローライフ「ハクメイとミコチ

私は昔から小人ものが好きなようで、「コロボックル物語」からはじまり、「銀曜日のおとぎはなし」と気がつけば〝小人もの〟でした。

樫木祐人原作の漫画は、森に住む9センチの小人と動物たち・虫たちとの共存世界。

タイトルの「ハクメイ」と「ミコチ」の女の子(年齢がわかりません、が若く感じられます。小人なので)2人が共同生活をし、等身大の人間と同じくして衣食住、仕事に遊びにと飛び回ってます。

その何気ない日常に憧れます。
ゆるキャンと同じ理由。私、都会の生活に疲れているのでしょうか?(笑)

あとがきを読むと、原作者の生活も穏やかにすごされているんだろうな、と感じさせられます。

アニメは森の緑が生き生きと描かれていて、作画キレイです!
いつでも観られるようにと、私は円盤も購入済みですが、Amazon Primeなどでも観られます。

ですが、これはアニメよりもコミックを手にして下さい。

原作は年に1回刊行なので、「この季節がきたか!買わねば!」と季節の風物詩になってます。
1巻から買い始めて今年で12巻。
12年間買い続けてる漫画も、そうそうないでしょう。

ほぼ実話の競馬ストーリー「ウマ娘プリティダービー

最後はソーシャルゲームのひとつ。アニメは4期+映画となってます。
4期と言いますが、4期は4話構成で公式サイトからYouTube配信されていますので、終了にならない限り観られます(終了にはならないと思います…多分)。

4話だけ?短っ!と思うなかれ。画像のキレイさ、シナリオの素晴らしさ(私は泣いた)に圧倒させられます。

注目する点、もしくは注意する点は、競走馬が女の子化してます。
艦隊や歴史上の英雄が、女性化すると同じです。

ですが、競馬なので基本〝スポ根〟です。

競馬ファン、関係者も最初の企画としては理解しがたかったでしょう。
ところが、アニメを観てみたら競馬への情熱込められて、ほぼ、どころか、完全にレース結果は史実通り。
そして、「あの名馬の痛いシーン(故障や安楽死など)観たくないな」と言うファンの辛い思いを、《if(もしかして)》で包み隠してくれてます。

あの時、応援してた馬が走ってる……!

これには競馬ファン、マジ泣けます。泣かされます。
私はライスシャワーの大ファンだったので、2期のライスシャワーが主役の回には散々泣かされました。

女の子したライスは、純で良い子でちょっとだけ内気で、調教師を「お兄さま」「お姉さま」と呼びます(可愛い)。
その可愛さに私は心奪われました(関係者の皆様、ありがとうございます)。
心病んだらライスちゃん、観るようにしてます(重症です・笑)。

コミックの種類もメインの馬の数だけあります。有名なところでは、オグリキャップが主役の「シンデラグレイ」。
破天荒だったあの名馬、ギャグ漫画化が似合いすぎる「ゴールデンシップ」のコミックもあります。

「何を読んでいいが選べられない!」という方は、歴史通りに1期からをオススメします。主役はスペシャルウィークとサイレンススズカ。
競馬分からない方でも、「これはスポ根アニメ」と割り切って観ると面白いはずです。
元は馬なので、走ればバイク・車より早くて力持ち(つまり、馬力)。
それだけでも充分面白いです。

ところで、Girlsメイン編として紹介してますが、最後の競走馬の女の子化は含めてもよかったのでしょうか?

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