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【一戦一評】レイカーズvsロケッツ(RS Game14)【後半】


こんにちは、スワッギちゃんです💜💛


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。


まだ【前半】をご覧になっていない方はコチラからどうぞ👇



◯3Q

・薄すぎた壁、進撃する巨人


"一本の重み"に対してそれぞれの想いを乗せた前半、レイカーズは確率の良い2点、ロケッツは中確率の3点を頼りました。



2点を頼ったレイカーズの後半の方針は、やはり2点を頼るコト。そして、その効率を最大化するためにADのローポストアップを選択したのです。


この作戦をロケッツは間に受けてしまいます。特別な対応を施さず、シェングンの守備力に賭けたのです。


その結果はシェングンの4つめのファールとして現れます。ADはほとんどのポゼッションでショット沈めるか、ファールを奪うかに成功しました。



「こんな効率の良い方法、これまでの試合でも出来たんじゃ?」と感じた方も居るかもしれませんが、これはロケッツが相手だからできた作戦です。

キングスもブレイザーズも、直近数試合のチームはほぼ全てADのポストにボールが入った瞬間ダブルチームを仕掛けました。が、ロケッツはそれをしなかった。だから決まったのです。




これ以上シェングンを消耗できないと判断したロケッツはランデールを投入しました。前対戦ではローテ外だったセンターの大抜擢です。

そして、コレ以降ようやく敵はカバーの意識を強めます。ADだから強めたのか、ランデールだから強めたのか......🤔



するとパスを強いられますが、ボールを回してコーナースリーがなかなか入りません。これでは安牌な守備方針を樹立されてしまうことになります。そこで活躍したのは......


やはり我らがレブロンだったのです。

カッティングでイージーレイアップに持ち込んでくれました。危なかった‼️



そして、身体をぶつけるペイントアタックを続けた結果敵のファール量も増えます。お陰でほぼ全ポゼッションを何かしらの形からの得点で追われていますね。


さらにこの局面で敵のターンオーバーまでもが増えており、そこから得点できています。特にジェイレン、本日は絶不調でもはやボールの主導権はほぼFVVのみにあると言えてしまうレベルです。




そんなロケッツの攻撃は、ターンオーバーラッシュ下のジェイレンを頼らずFVVのコントロールで作り上げています。

FVVにはキャムが張り付いているためそう多く失点されたワケでは無いものの、彼のアシストによるジェフらの合わせにやられます。

前半と似たような兆候ですが、エースに打たれてない以上ほぼ守備は成功していると言えます。本音はもうちょっとタフショットに追い込みたいですが🙄



その他、ブルックスがDloとのミスマッチをポストアップで突く形も見られましたが、基本は中にいるADを警戒するためあまりフィードされません。損害は中程度で済みました。




絶好調に見えるレイカーズですが、ここでADが痛恨のファール4回目を吹かれます。シェングンと同じ状況に追い込まれました。残り12分、ADの退場だけは絶対に避けたいですが......


結果、3Qは81-75でリードを奪還に成功。この調子で勝ち切るぞ🔥






◯4Q

・支柱損失の危機、動じないキング


4Qはじめはレブロン&ベンチ陣のユニットで挑みます。もしやレブロンを12分間走らせる気か...?


この時間帯はレブロンとリーブスの2メンゲームでオフェンスしますが、リーブスが2度パスミスしたり単純にショットが外れたりでイマイチ得点できません



一方で敵はFVV, ブルックス, シェングンらスタメン勢揃いです。相変わらずFVVのコントロールでシェングンらを操るプレーが光っています。

AD不在の時間はやはりペイント内も薄く、先ほどより得点が容易そうです。何か工夫が必要そうだが...





点差が詰まってきたところでDloやADが投入されます。コレで少しは楽になるよね?🤢


脅威だったFVVとシェングンのPnR, 一度ブリッツ守備によりターンオーバーを得ることに成功します。そうそう、策によるアプローチは大事です。


こうして希望が見えた矢先に恐れていたことが起こります。


ADが5つ目のファールを記録したのです。


まだ4Qはこれからって時に...😩




仕方なくヘイズと交代しますが、やっぱりADが居たときとは攻守の圧力が全く異なります。

遂に一点差まで追い詰められてしまいましたが...



この男は諦めなかった‼️‼️‼️


好調の代物と言える連続得点でイッキに突き放します。

オフェンスをレブロンに完全委託できると察知したのか、ADも帰ってきました。このまま逃げ切りたい!!!





・抜かれた背骨、残り続ける意志


上昇気流に乗りたいレイカーズですが、さすがにレブロンへの警戒は強まってきます。

かと言って強力だったADのポストアップも、5回のファールが足枷となり安易に使えません。



そうこうしていると、遂にADがファールアウトしてしまいました。

残り約1分、どうやって勝ち切る...?


意地で勝ちました。

最後に関してはもはや運。よく決めてくれました。危なかった〜💦






◯本日のMVP

本日のMVPはもちろん、絶好調のシューティングでオフェンスの最前線を走り、勝利まで貪欲な姿勢を見せ続けたレブロン・ジェームズ👑


レブロン無くしてレイカーズ無し‼️





...さて、次戦は今季初対戦のジャズが相手です。勝てばプレーイントーナメント出場が確定するらしい。

戦績はそんなに優れていませんが、大エースのマルケネンに加えて超オフェンシブハンドラーのJC, THT, セクストンの存在は厄介です。


油断せず、圧勝しよう🔥





〜終〜




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