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【一戦一評】レイカーズvsロケッツ(RS Game14)【前半】


こんにちは、スワッギちゃんです💜💛



この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。


さて、本日はロケッツ戦です。

前対戦では悔しい敗戦を喫しましたが、レイカーズはあの時から変わった部分がたくさんあります。

今日こそは...勝つ‼️




◯スタメンチェック


本日のスタメンはこちら👇



前対戦と大きく変わったのがADの復帰、そしてキャムのスタメン入りです。

問題だったジェイレンやシェングンの対処、2人によって今日はなんとかできるかも?

さらにJHSがケガから復帰しています。出番があるかは......不明。Vando, ゲイブはおやすみです。




ロケッツは特に変わりありません。変わらない、というのも強さのうち。ここ数戦の好調も、やはり健康が大きな要因なのでしょうね🙄






◯1Q

・潜伏するサイレントアサシン


キャムとAD, 今日は前対戦と違い守備のスペシャリスト2人がスタートから堂々出場しています。


さらにプリンスも健在、これでFVV, ジェイレン, シェングンの三大巨塔を守ることが容易に...



...若干なりました

こんな中途半端な表現をするのも、実はADによるかなり低いポジショニングの守備効果で減らせたペイント内得点に比べてスリーポイントを多く決められ、それが点差に繋がったのです。



シェングン以外全員が一本以上のスリーをヒットしており、特に2本沈めつつ他選手のショットまで補佐したのがFVVでした。

キャムorプリンスによるマークも虚しく、トランジションから早めに攻撃形態を組み立てて適切なプレー選択を重ねていきます。

1Qで既に5アシスト、このアシスト量がすぐ増える傾向は前対戦と同様です。



逆に控えめだったのはジェイレンです。FVVとシェングンが下がったときは彼がメインハンドラーとして組み立てる場面もありましたが、今日は中まで突っ込んでも止められています。




対するレイカーズはレブロン&ADの十八番PnRやDloの素早いスリーポイントにより一息でリードを得ます🉐


しかし、直後にプリンスがイージーショットを連続ミスするデフレに陥ります。

最近ショット精度が良くないですが、開幕後数戦が絶好調だったコトは記憶に新しいです。信じているぞ👊



ショット一本あたりの重さで一時10点リードを許したレイカーズは予後をベンチ陣に託します。

最近オフェンスの非効率化などで問題ありまくりのベンチ陣ですが、今日は大丈夫かな......🤨





・リーブス依存脱却作戦、失敗。


前戦と同じく最初の投入は八村、次いでリーブス、ウッドの順で変わりません

ベンチ陣が大方揃った時間、いつもならリーブスがセンターとのPnRをコネるところを八村やウッドのポストアップに頼っていますね👀




八村&ウッドファンは「やっと使ってくれた...」と安堵したことでしょうが、この採用は恐らく敵が交代後すぐスイッチを駆使して守ってきたからこその特例だと思われます。

しかも全然決まりません。コレならリーブスに持たせたほうが決まってたりして...🤐



ただし、明確に狙うべきところを狙った結果なのでこの判断を非難はできません。尊重して、次に繋げよう‼️


リーブスは最後の最後に「オレ調子いいんですけど?」と言わんばかりのディープスリーも沈めています🔥

この当たり方、今日のキーマンとなる可能性は高そうですね。ジェイレンと是非とも差をつけたい。



あまり振るわなかったレイカーズオフェンスですが、敵のオフェンスもADの威圧やジェイレンの微妙なクリエイト、随所に目立つミスでそう良くありません。



最終スコアは28-20でロースコアな8点差。そんなに焦る必要もない内容です。次だ、次。






◯2Q

・レブロンのアプローチ

微妙だったベンチオフェンスを補佐するべくレブロンが戻ってきました。


この効果、毎度のことながら絶大です。


敵はスイッチ守備を継続しつつもレブロンの登場で彼に気が向いてしまいます。その虚を突いた3本のアシストでイッキに追い詰めました。

もちろん、自分のスコアも忘れません。


1人加わるだけでこの風向きの変わり様...これがスターなのです😤




しかし、ロケッツもやられっぱなしではありません。FVVはキャムが長いことマークしているためイージーショットに持ち込まれにくくなっていますが、代わりにアシストがまだまだ増えます


ジェフとのPnRをローラーへのパスで決定させたり、リーブスがブルックスのマークを離して寄ってくる傾向を突いてブルックスのスリーをアシストしたりしています。なんと2Qのみで10ast, シーズンハイの勢いです。


2人のプレーメイカーが躍動する2Q前半、互いに課題は不在時だが......





・良くも悪くも"1本の重み"


レブロンが退いてからはADが活躍します。


どのチームからもポストアップを警戒されるADですが、ロケッツに関してはそこまで手厚いカバーが来ません。


よって、シェングンとのマッチアップをゴリ押しで攻めるのですが......タフショットに持ち込まれながらもなんとかジャンプフックを沈めています



最近は警戒心が強い敵ばかりだったので久々に真っ当なローポストアタックを行いましたが、よく決めてくれました。

さらにウッドとの大きな並びでリバウンドの奪取も悪くないです。パスミス等のスコアに繋がるターンオーバーも減っていますし、これまでの課題がある程度解決されてきていますね。





それでも逆転には至りません。


コレに関してはレイカーズのパフォーマンスが悪かったとは言えません。敵が沈めたショットがスリーであることが多かっただけです。


◯スリーポイント(前半)

キャム 0-3
プリンス 0-2
八村 0-2
ウッド 0-2
レイカーズ合計 3-15(20.0%)

FVV 2-5
ブルックス 3-6
ジャバリ 2-5
ロケッツ合計 9-20(45.0%)

レイカーズはADのポストアップやスティールからの速攻でペイント内得点を増やした一方、相当数のスリーを放ちつつ外しまくっています。


ロケッツはADがゴール周りの圧を強めたためにペイント内得点が増えなかった一方、外のショットを高確率で沈められています



スリーポイントラインより外なら3点、内なら2点。この差が出てしまったワケです。


しかし、外なら外ほど確率も落ちるのは事実。確率的な"1本の重さ"と得点力的な"1本の重さ"、前半は後者に賭けたロケッツが勝ちました。




それでは、後半は......?





【後半】に続く




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