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【一戦一評】ヒートvsレイカーズ (RS Game7)【前半】


こんにちは、スワッギちゃんです💜💛


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。


今回は優勝シーズンにファイナルで戦った相手、マイアミ・ヒートとの対戦です。


現時点でレイカーズはアウェー未勝利。ここらで一本とりたいところだが果たして...??






◯スタメンチェック

両軍のスタメンはコチラ👇


レイカーズはマジック戦と変わりありません。プリンスが平常運転可能となったのは有り難い🙏



ただし、欠場者が増えました

Vando, JHS, 八村, ゲイブに加えてヘイズも左足首の負傷でお休みです🤕

敵がそこまで大きいチームでは無いので、まだなんとかなるか...?




対するヒートは昨季同様ダンカン・ロビンソンをベンチング。

主な欠場者はケイレブ, ヨビッチ, RJハンプトンなど。ハイスミスがケイレブに代わってスタメン入りしている形ですかね。

元サウスベイ・レイカーズのスワイダーもGリーグチームと合流のため欠場です。一目見たかったな🙄



それでは......ゲームスタート🔥






◯1Q

・ヒーローには凶悪なヴィランを


まずはヒートの攻撃です。

片サイドでアデバヨやバトラーが球を持つと、そこからヒーローを動かしたり、カバーの合間へフラッシュした選手にイージーショットを託したり、そのまま1on1したりで展開していますね。


ヒーローは我らのプリンスがマークしていますが、ココでシューターのチェイスに必須なスキルを垣間見ることができました。

※コレは2Qの写真です

自分がピックを仕掛けられたとき、敵の上を通ってヒーローを追いかけています。コレにより最も恐るべきスリーを防ぐコトができるのです📝


逆に中に攻め込みやすくなるのは事実。しかし、待ち構えているのはADです。「きっと大体防いでくれる」、そんな信頼関係が見られますね🤝



しかし、アデバヨ、バトラーともにスリーの初試投を沈めており、シュートタッチはなかなか良さそうです。今後も入るようであれば、この2人のシュートも警戒しなければなりません😯




対するレイカーズはヒーローとのマッチアップに目をつけます。

今日はリーブスがマークされていたので、ダブルスクリーンを掛けたり、ADとのPnRを使ったりでスコアを狙っていますね👀

この間Dlo,リーブスがスリーを1本ずつ沈めています。敵も好調そうですが、ウチも負けてないぞ🔥🔥🔥




互角の大射撃が続いた中、先に流れを作ったのはレイカーズ

速攻にレイアップでイージーショットを量産しています💰

今日のレイカーズはパス回しが正確で、まだターンオーバーしていません。マジック戦で酷かったぶんを取り戻せていますね💪



そして敵のスポールストラHCが危険を察知し早めのタイムアウトを取得。初めの5分はレイカーズの出来が僅かに上回りました‼️




・強火でコトコト、薪を焚べ続けろ!


ここまで大人しかったレブロンですが、タイムアウト明けにアップを開始します⤴️


ここ最近好調なレブロンのシュート、本日も冴えています😎



しかし、敵も攻撃の手を緩めません。

アデバヨとバトラーがピックを掛け合うと、マークマンのADとレブロンはスイッチを選択。すると、中の守備が脅威なADが釣り出され、バトラーはスピードで侵入、アデバヨはレブロンとの対面を攻略してしまいます😨


今のところ他3人のスリーが外れているので点差は広がりませんが、着実に得点されています。もはや「先に火を絶やしたほうの負け」状態です❤️‍🔥



ここでレイカーズが躓きます。Dlo&ADのPnRを仕掛けたとき、Dloがパス先を探しながらジャンプしてしまい暴投、それがターンオーバーに繋がったのです。

ここまで精巧なボールムーブが出来ていたので1度くらいは......とも思いますが、ハムHCも危険を察知してタイムアウトを取得しました。監督による燃料補給タイムです。



この後、レイカーズはリーブス/Max/キャム/ウッド/ADのラインナップで戦います。


ここからはADのターン。元レイカーズのTB相手に2度ポストアップを仕掛け、2度とも楽々得点しました🔥


コチラがコツコツ2点でスコアする中、敵はダンカンらのスリーでイッキに加速します。

ダンカンは1Qで既に2本のスリーを決定。コレがベンチから出てくることの恐ろしさよ👽



1Qで敵は3p 5-8とスゴい確率で決めてきましたが、プリンス,キャム,Maxのチェイサー三銃士はよく足を動かしてくれています。いずれ効力が見えてくるハズ💪


それでいて、スリーを2本しか決めていないレイカーズは得点ペースについていけているのです。好材料と見る他ありません‼️‼️



そうして1Qは33-33と互いにハイスコアで終了しました。

先に火を絶やしたほうの負け。燃え続けろ、レイカーズ🔥🔥🔥





◯2Q

・王様レブロンの憂鬱


🟣レイカーズ🟡
リーブス/キャム/プリンス/レブロン/ウッド
🔴ヒート⚫️
JRich/ヒーロー/ダンカン/ハケス/TB

で試合再開です。



このラインナップを主導するのはリーブスとレブロン。

しかし、レブロンがスリーをミス、アイソから仕掛けたドライブレイアップをミス、パス先バレバレでパスカット、中で囲まれてターンオーバーなど急激に落ち込みます😫



コレらが続いてポゼッションを失い、バトラーもアデバヨも居ない布陣相手に35-40でリードを許しタイムアウト取得です。

リーブスとのハイPnRなど良い得点もありながら、わずかなミスが勢いの低減に繋がる恐ろしさ。今日はそういうゲームです♟️



さて、タイムアウト明けに敵が何やら不思議な陣形を取っています。レブロンがポストアップすると、なんだか腕を広げて間隔をとって.....


そう、これはゾーンディフェンス‼️


2-3か3-2か,可変型なのかはよくわかりませんでしたがとにかくゾーン。守備の趣向を変えてイッキに勢いを削ぎ落とす作戦でしょうか😣



レイカーズもマジック戦で2-3ゾーンを実践していましたが、あの時は布陣が完成する前に速攻で攻め切る策で解決されてしまったのが記憶に新しいですね。じゃあレイカーズも同じことを...

この男がやってくれました。

1度レブロンも同様に速攻に向かいましたが、ブロックされてしまいました。その仇を打ちに行ったリーブス。よくやった👊


コレ以降、敵のゾーン守備は見なくなりました。悪い流れが出来かけていたのを軌道修正してくれましたね‼️


この時、ヒーローやロビンソンのスリーが外れ続けたのにも救われました。敵も敵で先ほどまでの高火力を失いつつあります


さあ、今がチャンスだ!!!!




余談ですが、ここでキャムがスティールを狙いすぎて飛び出してしまい、逆にヒーローのドライブを喰らう場面を見ました。これ、マジック戦でフランツ相手にもやられていたのですよね。

成功例も多いので、一概に責めるワケにはいかないのが難しいところです。うーん。





・逃れられなかった"最悪のケース"



ついにこの時が来てしまいました。

前半残り2分、ADが鼠蹊部/臀部の痙攣でロッカーに戻ります。


症状的に重たくは無さそうですが......黄色信号が発信されたコトに変わりはありません。



このとき、スコアは52-54. レブロンが退き、Dlo&ADによりオフェンスが組み立っていた最中での出来事でした。


もし後半戻ってこれなければ...🥶





・主力無くとも主役有り


ADとウッドが交代して試合続行です。


レイカーズはやはりリーブスvsヒーローの構図を意識し、レブロンのスクリーンを絡めたプレーで攻め続けます。


対するヒートもバトラーのポストアップからアデバヨとの連携、キックアウトからラウリーやハイスミスのスリーを決めたりで互角の戦いが続きます。


そして、ラストワンプレーで得点したのがリーブス。レブロンお馴染みの急スリーが外れ、それをそのままプットバック🔥

本戦より前からレイカーズで1番リバウンドの獲得にハッスルしているのがリーブスでした。Vandoが居ない今、こういったハッスラーが重要になっています。よくやった👍





基本良く頑張っているリーブスですが、前のポゼッションでは暴投ターンオーバーなどが見受けられました。

今季のリーブスは人任せになりすぎてのターンオーバーが多い印象です。「自分でいけなかった!じゃあ頼むわ!」でパスミスなど。

SG気質の選手にココの判断力を求めるのは酷かもしれないが、コレが改善されるだけで使い所が大幅に増えるのは確かです。ステップアップ、期待しています💪




こうして前半が59-62で終了しました。ホントに拮抗した試合です⚔️


ここで、敵のスタッツを確認してみましょう。

バトラー 12pts(1Q 7pts, 2Q 5pts) FG 5-6
アデバヨ 11pts FG 4-11
ヒーロー 11pts FG 4-9 3p 1-4
ダンカン 2Q 3p 0-3

見ての通り、決まってほしくない選手のシュートがかなり外れているのです。

特に2大シューターをよくセーブ出来ています。運の要素もありますが、チェイサー三銃士の健闘の影響も少なからずあると思われます🙌

バトラーのショット効率だけ極めて高いですが、そもそもアテンプトがそう多くないので特別な対策は不要に見えます。



逆にレイカーズはリーブスが14pts FG 6-8で好調です。外れた2本はスリーなので、ミドルやレイアップは全て決まっています

さらに、スタメン全員がFG 50%以上を記録。簡単なショットを狙えており、かつ外のシューティングも良好だったコトが数字からもわかりますね。




さあ、こっからが忍耐力勝負。接戦を勝ち越せるか.....??




【後半】へ続く



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