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【一戦一評】ナゲッツvsレイカーズ (RS Game1)【前半】


こんにちは、スワッギちゃんです!



やっとNBAが開幕しました。その初戦、相手はプレーオフで惜敗したナゲッツ。あの分厚い壁にどれだけジャブを入れられたか...


...語り尽くします🔥


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。



◯スタメンチェック


本日のスタメンはコチラ👇


レイカーズは予告通りトーリアン・プリンスを昨年来のスタメンに加えた布陣ですね🤴

ナゲッツはプレーオフで対峙したときと同じラインナップ。プレシーズンに出場しなかったマイケル・ポーターJrは本戦から復帰です👀


主な欠場者はレイカーズのジャレット・バンダービルト。プレーオフでは彼がジャマール・マレー専属ディフェンダーのような役割を果たしていたため、この穴が大きく影響する可能性は高そうですね💦


試合を観る前に、前回の記事でお話しした本戦の注目ポイントをおさらいしましょう。簡略化して列記してみました⬇️

①Dloにどれほど頼る?
②ガード陣は速攻を守れる?
③MPJを誰が止める?
④ヨキッチ対策に何をする?
⑤ファイブアウトを使う?

それでは...開幕戦ティップオフ🔥




◯1Q

・ナゲッツの罠"ハンドラー潰し"


試合開始直後、レイカーズがDlo&ADによるピック&ロールで初得点🕺


ここで注目すべきは敵のディフェンス

ADがウィークサイド側からピックをかけると、ADのマークマンであるヨキッチがすかさずブリッツを仕掛けに向かいます👣


ここでDloが足を止めると完全にダブルチームされてしまいますが、彼はこの罠を理解していました🧠

ヨキッチの壁をスピードで抜き去り、この作戦の弱点である数的不利を見極めADへのアシストに昇華させたのです‼️


さすが我らのスタメンPG. プレーオフで見たあの光景を忘れるものですか😏




...しかし喜びも束の間、この1本以降なかなかブリッツを攻略できません。同じようにスピードで抜き去ろうとしてもディフェンダーを撒ききれず硬直したり、レイアップが外れたり🌀

本当は弱点である数的不利を早めに突くパスが出せれば良いのですが、それが少しでも遅れると敵のローテーションが間に合ってしまいます😞




結局はヨキッチがアンダー(ハンドラーとローラーを両方牽制する立ち位置)で守ったときまでミッドレンジショットが外れたりしたため、オフェンスのリズムを掴めず仕舞いに。




DloがMPJに対して1on1を仕掛けた際も、ゴール下でパス先を探す始末。保険のオフボールムーブがあまりに少ないのです。これは昨シーズンからそうでした。Dlo, リーブスともに苦しそう😭





・怪獣ヨキッチ 登場


次はナゲッツの攻撃です。マレーへの張り付き役がVandoからプリンスに変わりましたが、プレーオフ同様にダブルスクリーンを使って剥がそうとしてきます✋



なるべくプリンスに守らせたいので容易くスイッチは選択しませんが、ヨキッチのスクリーンが分厚くてプリンスが邪魔そうにしています😅

ここで数失点を重ねますが、コレは想定内。完封しろなんて厳しい話です。



そんなヨキッチは順当にADが守ります。互いに1on1シチュエーションを作って殴り合いますが、わずかにヨキッチが優勢です。1on1では、わずかに...😈

大怪獣バトル


...そう、それ以外の得点で凌駕されたのです。ミスマッチを作って押し込まれ、オフェンスリバウンドを楽々回収してプットバックされ...😩



正直、ヨキッチに対する危機感が薄すぎる気がします。ペイント内に入れた時点でレイカーズの負けです。

入れるにしても前後で挟むくらいのプレッシャーが欲しいし、せめてトップからの侵入だけでも防げないとキツすぎる💦




・テンポプッシャー(38歳)


ここでオフェンスのギアを上げたのはレブロン👑


ハーフコートから走り抜けてイッキにゴールへ、しかも2回も‼️

プリンスへの高速アシストも決め、攻撃の組み立て難をスピードで打開してしまいます。年齢なんて関係ない🔥



しかし、ナゲッツも負けじとオフェンスを加速させます。

ペイントに貼ったヨキッチへ即ボール供給、AGがトランジションから即ドライブインを二発、MPJが思い切りの良いアーリースリーを決定...🤢


コレはどうやって止めたらいいんだか🤷‍♂️




それにしても、お互い笛が鳴りません。レイカーズがちょっとでもフリースローを稼げていれば、コレほど苦しくなかったかもしれませんね😣





・ウィークがダメならストロング


苦しい展開を我慢して残り6分、やっとハムHCがタイムアウトを取得しました。ちょっと遅い気もする。

ここでDlo&レブロンがゲイブ&八村と交代します。私が危惧していた「フロアにDloもレブロンもいない時間」まさかのスタートです😅



以降、レイカーズはリーブスorゲイブとADのPnRで攻める作戦に。先ほどウィークサイドへのピック時にヨキッチからブリッツを喰らいハメられたので、今度はストロングサイドへのピックが増えます。

止まるリーブス


うーん、何してもやっぱりボールが止まる🤪

オフボールムーブが無いとフリーが作りにくく、パサーがいないと的確なパス先を見つけにくい。この布陣、もう使わない方がいい気がする😅




守備ではヨキッチとのミスマッチをプリンスがフロントで守りますが、裏のカバー役が牽制しないのですぐパスが供給されちゃいます。なんとコレが3回くらい続きました🥺


そう簡単にヨキッチとのマッチアップをスイッチしちゃダメだ。するにしても、カバー役はしっかり備えておかねば‼️‼️





敵の攻撃がキツいですが、今回はMPJがそこまで本調子では無さそうでまだ助かっています。復帰戦ですしね。





ここでリーブス、プリンス、ADがDlo, キャム、ヘイズと交代です。やっとパサーが戻りました😎

去年ならここでレブロンが戻るのですが、今年は違うみたいです。




敵もヨキッチを退き、マレーとベンチ選手数人を投入。ナゲッツのベンチは若手が多く、個人の力はレイカーズより劣って見えます。しかし、攻撃での失速はありながら、守備時はコレをオールスイッチでを使って隠せていたのです📝



敵の主力が退き、Dloが戻った今こそ攻撃のクオリティを上げたいレイカーズ。形は組み立てられているのですが、どうもショットが決まらない。オープンまで外されるともう絶句するしかありません😇




さらに、塁さんが若干噛み合っていません。スクリーンフェイクをDloにかけに行った後、ペイント近辺でフワフワしてしまいヘイズと立ち位置が被ります。2人が中にとどまると、流石のDloでも攻め込むスペースを見出せません😔





恐らく塁さんは得意なミッドレンジゲームに持ち込もうとしていたのでしょうが、メンバー間で狙いがハッキリしていないのかパス供給されにくい状況が続きます。確かにあの戦況なら塁さんを頼ってみても良かったとは思いますが…



34-20と散々な結果で1Q終了です。





○2Q


・止まるマレー、止まらぬヨキッチ


2Qはレブロン/ウッド/ヘイズの巨大布陣でスタート。敵はヨキッチ抜きのマレー&ベンチ布陣のままでオールスイッチを継続します。

すると、ウッドがオールスイッチの弱点「ミスマッチの許容」をうまく利用して1on1を仕掛けます。コレがよく効いている。

クリスチャンvsクリスチャン


さらに、ヘイズが先ほどナゲッツにやられたようなブリッツマレーにも仕掛けます。コレもなかなか効果が出ていたのですが、そろそろADと交代の時間です⌛️

天然か作戦かは不明!


それ以降もある程度マレーを守れるようになりましたが、ファールの代償が重くのしかかります。特にDloとゲイブが被害を受け、ゲイブはキャムと交代されました😖




ここでレイカーズはオフェンスでもファールの恩恵を受けられず、逆転に至るほど得点数を加速することはできませんでした。昨年はフリースロー試投数上位だったはずが、本戦は2Q残り7分時点でわずか2本のみ。



その最中、レブロンがかなりのコンタクトを受けつつ単独速攻を決定しますがノーファール。それでもインパクトは絶大で、敵にタイムアウトを消費させました🔥


ここでマレーとヨキッチが入れ替わり、KCPとAGも戻ってきました。怪獣再来🦕

で、やっぱりカバーリングが遅い。ファールが溜まったのでヘタに動けないのかもしれません🤔


また、この辺りでDlo&レブロンがリーブス&プリンスに交代またかよ。ここでの主攻はADによる1on1でした。確かにヨキッチから得点を奪われてはいますが、今のところ逆にやり返せてもいます💪




・待望!センター・レブロンの猛攻


残り2分、ここで懐かしのセンター起用されたレブロンが登場します。

八村、レブロンの並びといえば...そう、ヨキッチを前後で挟んで潰したあの2人です🔥




今回も八村がヨキッチに張り付いています。すると、レブロンが開くためリバウンドを良く取れるようになりました‼️‼️

そこをスモール布陣の強みであるファストブレイクで打ち崩し、イッキに9点差まで詰めます🔥🔥




幸運にもヨキッチが2ndチャンスを外し始め、徐々に追い風が吹き始めています。


良かったところと悪かったところ、すべて分析し直して後半を戦え‼️‼️



【後半】につづく...


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