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【一戦一評】レイカーズvsジャズ(RS Game15)


こんにちは、スワッギちゃんです💜💛


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。


さて、本日の対戦相手はジャズ

あんまり成績は良くないですが、大エースのマルケネンや超オフェンシブハンドラーのクラークソン、ホートンタッカー、セクストンらは十分厄介です。


格下相手のホーム戦、逆にレイカーズは絶対に負けられないプレッシャーのかかる試合です。

余裕の表情で勝て!!!



◯スタメンチェック

本日のスタメンはこちら👇


お互いいつも通りですね。

マルケネンコリンズが並ぶので、見た目はまあまあデカくなりそうです。ポイントガードはJHSの直前に16位指名されたキヨンテ・ジョージ。実践経験を積ませて育てるつもりですね。

ちなみに、Vandoはまだコンタクトを含む練習には至っていないらしいです。来週出場できるか否か、といったところですかね。


それでは......ぶっ潰せ!!!!!






◯1Q

・自爆装置付きフリースタイル


試合が始まりましたが、まず気になったのが敵のオフェンス。


てっきりJCが始めからボールを持ってPnRの形を作るモノと思っていましたが、まずはキヨンテがトップで持ち、JCはツーハイの位置からスクリーンでキャムを剥がす形を取りました。

つまり、「誰で攻めるか」を最初に委ねられていたのがルーキーだったワケです。こりゃプレッシャー大だろうなあ。



この配球自体は上手くやっていたのですが、そこからイージーショットに繋がりません。JCにはキャムが追ってくるし、中はADでカチカチ。


一方、キックアウトからのスリーも綺麗に決まりません。レイカーズのローテーションが良かったとも言えますが、エースのマルケネンまで大外しする始末です。




レイカーズの守備自体は至って「いつも通り」だったものの、敵のフィニッシュ力が皆無で1Qわずか17失点 FG 25.9%に抑えました。もはや事故レベル。




そんな敵の不調に乗じたレイカーズは最初からノリノリです。


レブロンに至っては序盤であっさりとNBA通算39,000得点した史上初の選手と化してしまいました。


さらに敵が最初にマルケネンをオリニクに変えたため、平均身長がかなり低くなっておりペイント内得点をこれでもかと重ねています。


お陰で課題だったDlo&レブロン不在時のオフェンスも安定します。


この時間に追い上げに至らなかった敵のメインハンドラーは、元レイカーズのTHTでした。

一時はJC, THT, セクストンを並べる超オフェンシブスリーガード布陣を作ったものの、3つの強力な矛を活かし切れず停滞しています。


...これはトレード期限までに誰か1人以上は動きそうだな😏



結局、レイカーズはイージーショットを何本か外しつつも30得点、13点差で1Qを締めました。

敵は攻守でかなり酷いですが、ロケッツと異なりADへの積極的なダブルチームは意識されていたりとレイカーズが逆に壊滅し得る要素は少なくありません。

まだ気を抜かないでね...‼️






◯2Q

・いつもの攻撃が最大の弱点?


ここで残念なお知らせ。

キャムが股関節の痛みで本戦全休となりました。ここ数戦好調だっただけにショックですが、それは本人が1番感じていると思います。お大事に✊


この代役を務めたのはMax. 久々の出場でしたが、THTを落ち着いて守ってくれました。何気にレイカーズ2巡目指名対決。



さて、そんなレイカーズはオフェンスであるパターンを見つけてしまいます。

そう、敵は裏パスなど3線のカバーが求められるオフェンスに弱い!!!!


一発ADへの裏パスを通したり、意図的にDlo&ADのPnRを片サイドで行ったりを繰り返しています。ADなんて早くロブパスが欲しくてピックかけたらすぐロールしてるぜ😂



そのため、今日のADはほぼポストアップを行わず合わせ要因としての起用でした。こういう相手も居るのです。


まさかレイカーズの十八番、PnRが敵最大の弱点とは......相性というモノは存在する。




そろそろ得点ペースを上げたい敵ですが、やっぱりスリーが決まりません。THTやセクストンによるテンポプッシュも虚しく...


...って、もうちょっとマルケネン使ってあげないの!!?😅


ただのスポットアップシューターみたいに使われていますが、沖縄で見たマルケネンはもっと起用だったぞ。




内容は圧倒的に見えますが、レイカーズもちょこちょこターンオーバーが増えだしており点差が爆発的には広がりません


しかし、敵が速攻に対するファールなどを繰り返してくれたため、全員リムに向かって突っ込む意識は強くなっています。

そうすると、2点orフリースローで得点できるようになります。じわじわ引き伸ばし、41-62と遂に20点差をつけました。


◯各種スタッツ(前半)

LAL
FG 52.4%
3p 28.6%
7PF
FT 14-17

UTA
FG 33.3%
3p 17.4%
13PF
FT 5-8

こう見ると、今日の試合の特徴がハッキリ現れています。

レイカーズはPnRでペイント内のイージーな得点を増やし、敵の大量ファールからフリースローも打てたため3pに頼らずとも得点できた。

ジャズは手詰まりなオフェンスで何もかも決まらず、度重なるファールで更に自分の首を絞めた。


見ていたモノがそっくりそのままスタッツに現れています。




実際、PnRに絡むハンドラー&ローラーの得点が最も多い。そりゃそれだけやってるから、当たり前です。






◯3Q, 4Q

・勝負あり!遅かった敵の味変


正直、内容としてはお互いに前半と似たような展開が続くのみなので語るコトがありません。

本試合を観戦していないみなさんは「あのまま勝ったんだ」と思ってくれれば十分です。



しかし、いくつか敵が「味変」したポイントがあったので掻い摘んで吟味しましょう。



まずはキヨンテの初動からJCへのダブルスクリーン等に攻め方が変わったコトです。

よりスコアラーが直接スコアできる環境作りが成されたと言えます。爆発的に改善はされませんが、先ほどよりかは幾分かマシに見えます。キャムがいなくなったからかもしれないけど。


こういった試行錯誤を見ていると、オフにDloの新天地がジャズと囁かれた理由がわかる気がします。確かに絶対合う。




また、ガベージタイムに投入されたダンユーツェベンがそこそこ良く動けていました。

ダンはJC, THT, セクストンら以上にパス先をよく探せていますし、守備も悪くないです。ユーツェベンはベースラインの合わせ方がすごく上手でした。

......2人はローテ入りさせておくべきだったのでは!?



まあ、育成段階だったりで色々事情があるのは察します。外野が口を出しちゃいけないですよね。



何よりマルケネンの扱いが問題だった気もしますが、レイカーズ戦の直前では38得点もしているので単に相性的な話なのでしょうか。


...他チームの心配はさておき、勝利‼️






◯本日のMVP

敵の悩みのタネであり続け、不動のフィニッシュ能力を存分に披露したアンソニー・デイビス〰


ジャズはもう得意な相手になりましたね。良いコトです👍





さて、次はB2Bのマブス戦。

プレーオフで当たる可能性も高いチームなので、キャムの不在はあれど勝たねばならない試合です。

巷では「B2Bだし捨ててよくね?」との話も聞きますが、私はそう思いません。負けていい試合なんてゼロ、全部勝ちに行ってくれ‼️‼️‼️





〜終〜




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