最初の焚き火体験
皆さんは、初めての焚き火体験を覚えていますか?
私の場合、人生で初めての焚き火は小学校の林間学校でのキャンプファイヤーでした。
熾火に触れて火傷をしてしまった経験は、今でも鮮明に覚えています。
その後、長い間焚き火から遠ざかっていましたが、長男が生まれたことをきっかけに始めたファミリーキャンプで、再び焚き火の魅力に出会うことができました。
最近、驚いたことがありました。
普段はあまり自己主張をしない長男が、林間学校のキャンプファイヤーで火の精霊役(点火係)を志願したのです。
理由を聞いてみると「なんとなく」と言うだけでしたが、その背景には彼なりの思いがあったのかもしれません。
実は息子は、生まれた時からキャンプや田舎での焚き火を経験する機会に恵まれてきました。
今では薪割りや焚き付けの採集、薪の選別、さらにはファイヤースターターを使った火おこしまでできるようになっています。
最近では弟にこれらの技術を教える姿も見られ、一つ一つの経験が彼の自信につながっているように感じます。
焚き火には、小さな成功体験を積み重ねられるという素晴らしい教育的価値があります。
自信の構築、個人の成長、そして実践的なスキルの習得に大きく貢献してくれるのです。
焚き火の魅力は、単に暖かさや雰囲気を楽しむだけにとどまらず、子どもたちの成長と学びを支える、すばらしい教育のツールでもあるのです。
これからも、より多くの人々が焚き火の持つ楽しさと価値を体験できるよう、その魅力を広めていきたいと思います。