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焼津市の高草山山頂で焼津ラーメンを食べた

今日は久しぶりに山に登った。
一ヶ月ぶりくらいだろうか。
地元の静岡県焼津市にある高草山という標高五百メートルの山だ。
いつもトレーニングと気分転換のつもりで登っている。

静岡は温暖な土地で、冬でも雪は降らない。
上と下の写真のように十二月の今、紅葉は見頃のようだ。

しかし、私は雪山登山の技術も知識もないため、夏山登山しかしない。
今年は剣岳に登り、この山は百名山でも最難関だと言われているのだが、私は難しい登山に挑戦することに満足してしまった感がある。剣岳に登る前は、北アルプス最難関ルートにあるジャンダルムに登りたいなどと思っていたが、今はあまりそういう気にならない。それよりも難しくないコースで景色のいいところを歩いてみたい。日本には、私の知らない美しい自然の景色がたくさんあると思う。

私は登山に詳しいわけではなく、自分が登った山の知識だけを蓄積させようと思っている。剣岳を登ったとき、帰りに立山も登ったのだが、その日は快晴で、槍ヶ岳も富士山も見えた。富山県から富士山が見えることで、つまりはその間に日本アルプスの山々があるのだから、大体の位置関係、距離感がわかったような気がする。

さて、今日の山頂での昼食だが、カップラーメンを食べた。
焼津ラーメンという鰹だしの醤油ラーメンだ。
この高草山は焼津市にある。
地元の味だ。
高草山は海に近い山で、その南端は大崩海岸おおくずれかいがんという絶壁の海岸になっている。
私は高草山に焼津から登るのであるが、登るにつれ眼下の町までの高度感が楽しめる。

焼津港と駿河湾

静岡県には南アルプスがあるのだが、そのぶん北アルプスへのアクセスが悪く、富山の剣岳への最速の交通機関は、東京に東海道新幹線で出てそこから北陸新幹線に乗換えるというものだった。静岡から富山に行くのに、わざわざ東京に出るというのはアホらしい気がして、私は福井石川経由で富山へ電車で行った。帰りは富山から名古屋までバスを使い、名古屋から新幹線で帰った。私はこのとき初めてバスの便利さを知った。安いだけかと思っていたら、乗換えもなくて楽だった。

今年ももう終わる。
夏山しか行かない私には登山はオフシーズンだ。
だが、ときどき高草山をはじめ、静岡県内の雪のない低山には登るだろう。
さあ、来年の夏はどこに登ろうか?

ごちそうさま

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