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みんなで引きこもってオタクになろう!

私の会社もついに来週からフルリモートが確定しました。

家にこもれる日々、こもらなくてはいけない日々が始まってしまいました。

会社によってはもっと前からフルリモートに切り替えている会社もあると思いますし、逆にリモートとは何ぞや?なんて感じの会社もあると思います。

崩れるのは経済か、健康か。
いま「自粛」という猶予が与えられているうちに、できるだけいろんな会社が安全にリモートワーク対策を練ってくれることを祈っています。

さてさて、家にこもっていられる時間が多くなるので、今回は「オタクになることのススメ」というテーマでnoteを書こうと思います。

そして全然関係ないし多分面白くないですが、最後には私自身のオタク人生も少し晒します!

起業したい…じゃあ何の事業をする?

最近、起業したばかり(起業予定)の方とお話しすることが増えました。当社キャピタリストたちに事業の相談をしているのをよく聞いています。

そこでいつもキャピタリストたちが言うのが「それって自分で体験したことある?」ということ。

投資情報を発信しているYouTuberのZeppy井村さんも、youtuberになるまでの経緯を語った動画で、蒸しパン屋さんで起業しようとして諦めた過去を語っていました。

(動画の14:40ごろから)チーズタルトを売るBAKEが100億のバリュエーションでファンドに売却したのを聞いて、類似のモノを探して「蒸しパン」で起業をしようと思い立ったそう。
このとき投資家に言われたのが「その熱はわかるけど、蒸しパン作ったことあるの?蒸しパン作ることから始めてごらん」ということでした。
「そのあと家に帰っても、(蒸しパンを)クソほど作る気にならなかった(笑) 好きじゃないと思ったんです。」
そして以前から自分がイケていた得意な分野「投資」で起業することを決意しました。

やっぱり自分の得意な分野・好きなことでないと熱が入らないし、苦しい状況になったときに続けることができなくなってしまいます。

そのため、若手起業家たちにもよく言っています。
「好きなことないの?自分の誇れる分野で起業しなよ」

オタクになることのススメ

私が就活するときにも感じたことですが、今の時代、自分に好きなことがあるってめちゃめちゃ強いです。

世代ごとに大切にする軸が変わっているそうです。
戦後すぐ生まれた方は「食事」を大切にし、経済成長期に生まれた方は「お金」を大切にする。
その時代に求められていた欲がもとになっているらしいです。

一方で現代はなんでも供給されていて新しいものを生み出しずらくなっている満たされている時代です。
では何を大切にするのか。個性じゃないでしょうか。

コロナによる閉鎖的な生活がしばらく続くと思われますが、人に会わないことで自分と向き合う時間が増え、自分独自の理論、哲学が生まれてくる可能性があるんじゃないかなと思っています。

今このタイミングだからこそ、自分の好きなことを深堀したり、自分の好きなことを見つけてみてはいかがでしょうか!

また、単に詳しくなるだけじゃなく、語ることができるレベルになると周りを巻き込むことができるようにもなります。

どうせなら何かしらのオタクになってみましょう!


【小話】私のアイドルオタク話(長文)

私は昔からアイドルオタクをしています。

アイドルオタクの何が楽しいかというと、アイドルたちのかっこかわいい姿を見ることはもちろん、彼・彼女らの成長過程を応援できることだと思っています。

私は日本も韓国も、男性も女性も、あまりこだわりなく多くのアイドルグループを推しています。

SEVENTEEN・JO1・TWICE・嵐・AKB48G・IZ*ONE・BTOB・flower・関ジャニ∞・E-girls・坂道・ONF・少女時代・KARA・IU・モーニング娘。(初期)・ももクロ・ラスアイ・Hey!Say!JUMP などなど

好きなグループはもっとありますが、曲を聴くだけでなく、動画を見漁ったりしてメンバーの特徴が言えるくらいまでハマったグループたちが上記です。(48Gと坂道の全メンバーを語るのは無理ですが)
このうちファンクラブに入ってLIVEに行ったのは半分くらいかな。
中でもSEVENTEENはドはまりしていて、気が付いたらグッズもCDもたくさん買っていました。最推しは統括リーダーのエスクプスです。

地下アイドル・ハロプロ・べビメタ・超特急とかはあまり網羅できていません…好きな曲はいくつかあったりしますが…
BiSHも勉強中です。

でも単に推しについて語るのは面白くないので、いろんなアイドルオタクを経て気が付いたオタクの傾向を私の個人的見解で書いていこうと思います!


いろんなアイドルオタクをしていて気が付いたことがあります。

それぞれのオタクの動向を探っていると、日韓のグループでオタクの応援の仕方・貢ぎ方が全然違うんです。(グループによって異なりますが、傾向として日韓を比較しています。)

まず、チケット購入の平和度合いが違います。

日本のアイドルのイベントやライブに行きたければ、抽選に申し込んで当たってからチケットを購入しますが、
韓国のアイドルのイベントに行くには抽選券つきのCD等を当たるまで買わなければならず、ライブは先着順で自分で席を選んで購入します。

例えばAKB48の握手会は「劇場盤」というCDを買いますが、事前にホームページで握手したいメンバーと握手券の枚数を選んで応募をし、当たった人だけが購入手続きに進みます。120枚積んで当たれば個別握手会で約20分続けて話すことができます。(これも怖いな…)

一方でTWICEのハイタ会は、CDを購入したときについてくるトレーディングカードに当たりハズレの表記があり、ファンは当たるまで何枚もCDを買い足したりします。CD開封動画がYouTubeによく公開されています。
数十枚買っても参加できない可能性もある。ハイタ券1枚を手に入れるために運次第で財布は大火事になります。

その他の例だと、嵐はファンクラブ会員数が多いのもありますが、ライブ開催が決まると会員1人につき1公演しか当たらないように抽選が行われます。
この前のライブは違法チケットが見つかるとファンクラブ退会もあったらしい…。厳密です。

一方でSEVENTEENの韓国公演では、ライブ開催が決まるとチケッティングが始まる日時も発表され、その開始時間になったらファンがサイトにアクセスして先着順で座席を選んで予約・購入を済まさなければなりません。戦争です。その代わりうまくいけば複数日程参加可能です。韓国アイドルのファンは複数日参加している方が多いイメージです。

(ジャニーズJrを除いて)日本のアイドルオタクはどちらかというと平和にお金を出しながらイベントに参加できるイメージがあります。


また、ファンの応援スタンスも違います。

日本のアイドルのファンは自分個人が満足いく応援をする一方で、韓国のアイドルファンは推しをプロデュースするために団結して応援している印象があります。

例えば、韓国のオタク文化に「ソンムル」というものがあります。
(ソンムルとは韓国語で「プレゼント、お土産」という意味)
推しの誕生日が近づくと、非公式でオタク同士が結託し、お金を集め始めます。そして集めたお金で推しに高級品のプレゼントを贈ったりするんです。
しかし、グループによってはたまに物品のソンムルを受け取らないと決められていることもあります。
その場合はオタクが集めたお金で街中に広告を出したり、ライブに祝花を出したりします。
それだけでなく、アイドルの名前でファンが代わりにドラマの撮影現場に差し入れを出したり、アイドルの名前でファンが代わりに寄付をすることもあるんです。
推しが幸せなら、推しのイメージアップのためなら、オタク同士で団結して貢いでいこうという文化です。

他にも韓国では「マスター」と呼ばれる非公式の専属カメラマン(ファンがやってる)がいたりします。
推しのカッコ可愛い姿はファンの中ですぐ共有されますし、その写真はSNSですぐ拡散されるので、それを見て新規ファンが増えることも多いのではないでしょうか。
またその他に驚いたのは、韓国アイドルオタクの友達と話したとき「ライブに向けて痩せたり新しく服を買ったりおめかしするのは、○○のオタクってダサいと言われるのを防ぐためライブで推しが自分を見てくれるとは思っていない。」と言っていたことです。自分のことは後回しに、推しを優先させる気合が伝わってきます。


そして、最近は韓国アイドルの文化が徐々に日本にも流れてきているのを感じています。韓国の有名オーディション番組の日本verが放映されてバズったり、CDにランダムトレカが付いていたり、日本のカフェでもオタク主催のイベントがあったり、オタクが非公式の広告を出していたり。(日本アイドルJO1です)

日本はアイドルの写真を勝手に使用することに厳しいので、そこが緩くなれば、もっとオタクのプロデューサー文化って勝手に活性化していくんじゃないかなと思ったりしてます。

投げ銭をビジネスモデルにしている企業も多いですが、アイドルオタクの貢ぐ力は無限大だなと感じるのでそのビジネスめっちゃいいなと個人的に思います(自戒の意味をこめて)

さらにアイドルオタクの文化を変えていくような企業があったらぜひ協力したいな!!(勝手に投資するとかは言えない)

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