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好きがつのるばかり。

チームでやっているLINE以外にも、わたしとれんぽんだけでやっている、個別のLINEもある。
わたしがメッセージを入れて、既読にはなるが、返事はない。
会社でそのLINEについて問われることもない。
わたしも言わない。
そんな日々が続いて、嫌いになりたくないからとLINEをするのをやめた。
3月のとある日。

わたしが会社でつらいことがあったとき、れんぽんに弱音を吐いてしまった・・・強くつきはなされてしまった・・・
そのあとかられんぽんの態度に少しずつ変化がでてくる・・・

れんぽんの思わせぶりな態度に振り回されている感があったときも、そのことを正した。
「誤解されたくないなら誤解するようなこと言うのはやめて」と。
「誤解されたくないならもう言わないで、本気にしちゃうから」と。
そのLINEの返信を最後に、れんぽんからのLINEは来なくなった。
その翌日から、れんぽんはいっさいそんな態度を示さなくなった。
あ・・・冗談で言ってたんだ、やっぱり・・・と。
もしかしたら、もしかしたらがあるのかな、なんてバカなことを考えてしまっていた。
しっかりしなくては、と考え始めていた。
仕事もつらくて、れんぽんに避けられるようになって、そんなにつらいなら、もう会社辞めちゃえば?と思う自分もいて、それはそれ、これはこれなんだからしっかりしなよって考える自分もいて。

そして、4日間の休み後・・・
何かが違う・・・
LINEがくるようになった。
会社でもよく話しかけてくるようになった。
ぜんぜん目が合わないと思っていたけど、目がよく合う。

昨日の休み時間、れんぽんに「仕事中耳栓してるの?」ときかれたので、集中しないとできない難しい仕事をしている時にとなりでおしゃべりされると集中できないから、そういうときにしてる。とこたえると「おれがうるさいこともある?」と。
だから「ないよ。だってわたしはれんぽんの声がききたいのだから」と言ったら「うれしいこと言ってくれるね」と。
それは、うれしいことなのか・・・と思って、わたしもうれしくなった。

座って作業していたれんぽん。
それを上からのぞきこんだとき、めがねの奥のひとみをみてしまい、ドキドキしてしまうわたし。
またひとつ、好きなところがふえてしまった。
「れんぽんの好きなところ、もうひとつ見つけた。ないしょだけどね」と帰り際伝えた。

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