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資格は現場体験に負けるか?

現場の経験ある人が、資格を持っている人より仕事ができる。こういう現象はよくあります。これから

学問的知識の無力

を言う人がいます。

しかし、この状況を、もう少し別の切り口で考えると

体系だった知識の力

が見えてきます。資格試験で問われる学問的知識は

一般性のある知識

が中心です。多くの場面で使える基礎的な事項を教えるのです。だから

現場では経験ある人が優位

は当然起こります。しかしながら、学問的知識があれば

  • 他の人に上手く説明できる

  • 状況変化に対応できる

等の利点があります。特に

現在行っている方法が
ある条件で成立する特別な手段

と言う場合が多くあります。これは、色々な外部条件が絡んで

その作業が必要

と言う状況になっていたのです。しかし

外部環境が徐々に変化

した場合に

  • いつ変更するか

  • なぜ変更するか

をキチンと説明するためには

理論的知識で見通しをよくする

方法も有効です。

別の言い方なら

資格があるから威張るのではない
資格のための知識を生かせるから尊敬される

ようにすべきでしょう。

さて、このような知識の生かし方について、もう少し考えましょう。上でも書いたように

知識は理想的な状況で考えたもの

です。別の言い方をすれば

点と線

です。これを使えるようにする一つは

点と線を組み合わせて網にする

方法です。

現実の状況は

網に引っかかれば
因果関係を上手く説明

ようになります。そのために

資格取得などの体系的勉強

は、知識の網を作るためには効果的です。資格取得の勉強をこのように見るのもよいでしょう。


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