雑誌の生存のあり方
雑誌の廃刊に危機感を感じた記事がありました。
売上16.8%減「オワコン雑誌」業界を経営の神様・稲盛和夫が立て直すなら…(ダイヤモンド・オンライン) -
さて、この記事を見て、私は違和感を覚えました。なぜなら、私がかって「京セラの取引先への方針説明」
に参加したとき、くどいほど
VE提案を出してください
と言っていたからです。つまり、「稲盛教」の教えには
VE(バリューエンジニアリング)発想
が徹底しています。
この発想で、もう一度雑誌のあり方について、見直してみましょう。
そこでは
紙での出版にこだわるべきか?
と言うアイデアが直ぐ出てきます。電子化して
オンラインの有料読者獲得
と言う戦略は、十分あるでしょう。
さて、VE発想で、もう一つ大事なことは
価値を明確にする
ことです。この議論を、しっかり行うべきかと思います。私の考える、雑誌の価値は
他にない独自の情報提供
正しく評価した情報提供
の2点にあります。
つまり
文春砲のような独自取材
が一つの力であり
ビジネス誌に見る良好事例紹介
等がもう一つの力です。
こうした、強い付加価値の力を活かし、現状の技術変化に対応するのが
雑誌の生き残り
ではないかと思います。
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