今一度ヴィーコの見直しを
現在は、IT技術の恩恵を受け
情報入手コストが大幅低下
になっています。そのための弊害として
間違った情報入手
との信じ込み
が起こります。
さて、この問題について、私達の先祖は、似たような経験があります。それは
グーテンベルク革命
での
多くの本の出版
による情報溢れ
と言う状況です。
これに対して、18世紀の頭に、現在の社会学の祖と言われるヴィーコが
選ばれている物だけ読める昔の利点
が無くなったと、嘆いています。
そこでは
確実なモノだけ求め
確からしいモノを捨てる弊害
や
出版のハードルが下がるため
書物の選択力を上げる必要性
を説いていて
新しい学問の方法が必要
と主張しています。
そこで、ヴィーコの解決法は
若い人には先に古典を与えて
共有感覚を育てる
でした。
私は、現在の人たちこそ。もう一度ヴィーコの主張を、見直すべきだと思います。
ヴィーコの主張の詳細については、以下のまとめを見て頂ければ幸いです。
岩波文庫青672-1『学問の方法』解読|鈴木良実 (note.com)
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