テトラレンマの現在的実践
ここしばらく書いている
西洋文明に対する日本的思考
の一例として
テトラレンマ的思考による経営判断
を考えて見ました。
テトラレンマは、以下の4つのレンマで考えます。
Aである
非Aである
Aでなく、非Aでない
Aであり、かつ非Aである
一方、西洋のロゴスは、1.と2.だけで、中間がないと考えます。
例えば、人材活用の例で考えると、西洋文明のロゴス発想なら
管理職はMBA取得者に限る
または
MBAなど実用的でない
との、01式判断になります。
しかし、テトラレンマの発想なら
3.MBA取得者でもよいしMBA取得者でなくてもよい
ある課長はMBA取得者、別の課長はMBA非取得者
スタッフとしてMBA取得者の意見を聞く
4.MBAでありながら実戦経験を積ます
MBA取得者を現場経験者の部下として経験させる
等の発想が出ます。
こうした、01式判断から、一歩広げるて、自由に考えるのが
日本的思考法
だと思います。
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