おいごばんでおいこばん
おいごばんしてきました。
予定通り、あまりストーリーを追うことなく鑑賞。
出だしからありました。
ツボシーン。
こんなところに、アレの伏線があったんだ
すごい。
映画って、こんなに緻密に作られているんだなと。
ぼんやり見ていると、すごく勿体無いことなんだと思いました。
白石監督の世間の評判に納得です。
音と光の印象がとても良い。
障子越しの光が特に好きでした。
そして、時代劇は初めての挑戦とか?
それを知って納得というか、今までの時代劇の印象と違う、その理由が分かりました。
音にしろ映像にしろ、使い方が斬新?
いや、一周回ってベタなのかも?
音に関しては、現実の風景と変わらない雰囲気を感じました。
一回目の時は、多分そこまで気が回っていなかったと思うのですが、同じ音でも時刻とか距離によって聞こえる雰囲気が変わります。
例えば金槌でトントン叩く音、「あ、この音は昼下がり・・」とか。
そういう、懐かしい日本の音みたいなのが、随所にありました。
評論家ではない為、ちゃんと理論立てて話すことはできないのですが、とにかく上映があっという間に終わってしまう感じです。
ご出演の俳優さん達の、それぞれの持ち味がすごく生きています。
國村隼さん、小泉今日子さんの二面性なんか、本当に自然に引き出されているなと思いました。
それから、娘のお絹ちゃん役の清原果耶さんは、「青春18×2 君へと続く道」のヒロインの方なのですね。
透明感が美しい素敵な女優さん。こんな娘が欲しいでしょ。
その娘への思いが、格之進さまからびっくりするぐらい伝わってきて、それが切なくて切なくて。
私を含め、ファンはおいごばんすればするほど、心を鷲掴みです笑笑←照れ隠しの笑☺️
格之進さまに格上げです✨
ラストは分かっていてもやっぱり涙。
ただ歩いているだけなのに、何故こうも切なくなるのだろう。
宝物のシーンがふたつ。
ひとつは冒頭に書いたシーン。とある小道具を手に取るところ。
もうひとつは、秘密。
あ、やっぱりあとひとつ、白無垢のお絹ちゃんを見つめるシーンも。
やっぱり、やっぱり・・と、やっぱりキリがないほど、お気に入りの映画になりました。
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